気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

夏の伊吹山 (2020) 3 頂上の花々

2020年08月09日 | 伊吹山

 

連日多くの新型コロナの感染者数が発表されますが、もう何百人と言う数に慣れてしまって、

春の第1波の時のような恐怖感が薄れてきて、感覚が麻痺してきているように思います。

大阪府知事のイソジン発言に対し色々と批判もあるようですが、こんな状況でも会見も開かず、

アベノマスクにこだわり続けたあげく、国民の意見も聞こうとしない安倍さんよりも、

どうにかして感染拡大を防ごうとする強い熱意が感じられる吉村知事の方が、よほど国民のことを考えているように思えるのはtakayanだけでしょうかね。

専門家はお盆の帰省も控えて欲しいとの見解ですが、西村大臣は違う見解で、どうもはっきりしないうやむやな表現・・・??

毎日の全国の感染者数を考えれば、責任回避のような当たり障りのない発言なんてしている場合ではないのでは?と思ってしまいます。

連日ニュースで西村大臣を見るたびに、テレビに向かって文句を言っている自分が情けなくなってしまうこの頃です。

地方では帰省をやめてと訴えるところも多い中、それでも政府はGoToトラベルで旅に出ろと言い続ける始末。

それでもやはり国民は賢くて、新幹線はがら空き状態。政府のお偉方よりも国民の方が現実をしかり見ているという事でしょうね。

ある程度の感染者が増えるのはやむ得ない、死亡者もある程度は仕方ない、それよりもGoTo、経済が大切だと言うのが政府の考え方です。

こうなればもう自分の身は自分で守るしかないと言うことです。

こんな国難とも言える非常事態の中で、国民の思いとは遠くかけ離れた政策しかできない政権を誰が選んだのか?

選挙で与党議員に一票を投じた有権者にも責任があると言うことでしょうかね。

だからと言って今の野党を見渡しても、安心してまかせられる気がしないのも事実ですが・・・・この先この国はどうなっていくのか?

もう何十年も生きられる年ではないので、大した夢や、やりたい事とがあるわけないのですが、

まさか人生の最後に、ビクビクしながら毎日を過ごす日が来るとは想像もしませんでした。

まあこんな事ばっかり言っていてもどうにもならないので、感染予防に努めて一日一日を少しでも楽しい日にしていくことが大切ですね

 

夏の伊吹山の3回目です。今日から伊吹山の夏の花々を紹介していきます。

10数年前には一面のお花畑だった頂上付近には、鹿などの食害により殆ど花はなくなっています。

そんな中でわずかに残る花を探しながらの撮影でした。

昨年よりも花が少ないのは長い梅雨の影響もあるのかもしれませんね。

 

 

イブキジャコウソウ

頂上付近にだけ多く見られる花です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キンミズヒキ

以前はそこらじゅうで見られた金水引も今はチラホラ

 

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カワラナデシコ

 

 

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朝露ににれた葉っぱが綺麗です

 

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キンバイソウ

 

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メタカラコウ

 

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シシウド

 

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頂上から下の斜面を見るとこんなに鹿がいます。今まではここでこんなに多くの鹿を見たことがなかったのですが。

前はこの辺り一面にオオバギボウシの花が咲いていたのですが・・・すっかり食べられてしまったようです。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 8月5日

撮影地 伊吹山

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    GITZO  GT2542T

 



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花の伊吹山 ()
2020-08-09 16:29:35
さすがに新・花の百名山、種類は多いですね。
でも少し斜面を覗くと、こんなに鹿がいるんですか
これではあっと云う間に食べられてしまいますね。
多分、いろいろ手は尽くされたのでしょうが、一部を守るのがやっと
という感じが良く分かります。

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信さんへ (takayan)
2020-08-09 23:35:55
信さん、こんばんは。
10年ほど前と比べると、花は激減しています。
特に頂上付近はひどい状態で、高山植物の宝庫伊吹山と呼ばれた姿は、今は想像できない状況です。
一面の下野草でピンク色に染まった頂上のお花畑は今は昔、すっかり様変わりしてしまいました。

深夜のドライブウエイでも沢山の鹿に出会いましたが、頂上直下の斜面にこんなにも多くいるとは驚きでした。
周囲には防護柵が張り巡らされていますが、
山のあちこちでは土を掘り返した場所が見られ、
鹿や猪などが柵を越えて侵入しているようです。
かつてのお花畑の風景は、保護地区の柵内だけに残されています。
後日にその風景も紹介しようと思います。
いつもありがとうございます。
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Unknown (マダム・グラハン・洋子)
2020-08-10 15:23:49
こんにちは
って初めてですか?

錫杖さんのブログでよく見かけるお名前だったので、初めてのようなきがしません。

昨日、滋賀の帰りに「伊吹山」によりたかったのです(朝のもくろみ)が、帰りにはそうとう足腰使いきったので「伊吹山はまた今度」になりました。

もちろん、車でのぼる「ふとどきもの」でございます。

今、お花のいい時かなとおもってましたが「しか」ですか。

鹿も猿も猪も、簡単に獲物が手に入る方向になっているのでしょうね。

私の田舎でも猪・サル被害でています。
農業をするのはお年寄りなので
サルから人間なんてバカモノ扱い。
鹿さえ字の中に入っているのですから、いうに事欠きません。

鳥獣保護して、人間の生活を保護しないなんて・・・・・と思う時あります。
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マダム・グラハン・洋子さんへ (takayan)
2020-08-10 16:46:28
マダム・グラハン・洋子さん、こんにちは。
いつも見ていただいてありがとうございます。
錫杖さんとはよく旅をご一緒させてもらっています。

延暦寺へお越しだったのですね。
帰りの伊吹山は断念されたとか。
takayanももちろんドライブウエイ利用です(笑)
駐車場から頂上までで精一杯といったところです。
伊吹山のお花畑は、ここ10年ほどの間に鹿や猪の食害ですっかり姿を変えました。
明るくなっても頂上府県の斜面には、写真のように多くの鹿が確認できます。
防護策があるのですが、夜には進入しているのか、あちこちでその痕跡が見られます。
完全に保護された区域があり、高山植物の保護がされていて、
そのエリアでは以前のような下野草のピンク色が一面に広がっています。
早朝3時過ぎにドライブウエイを走りましたが、途中で何度も鹿の群れに遭遇、
うっかりすれば衝突の危険もありました。
本当に近年は野生動物が増えてきているようですね。
動物保護もいいですが、少しは数の調整をしてもいいのでは?と思います。
伊吹山では広範囲に防護策が張り巡らされましたが、このままでは近い将来高山植物は全滅するのでは?と心配になります。
これからの季節、伊吹山ではイブキトリカブトとサラシナショウマが見頃を迎えます。
次回滋賀へお越しの時は、伊吹山にもお立ち寄り下さいね。
コメントありがとうございます。
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動物と共有で! (ちひろ)
2020-08-15 19:37:29
takayanさま、こんばんわ。
伊吹山は駐車場から少し上った切、もう行けなくなってしまいまして、色鮮やかな高山植物を沢山見せて頂きました。
動物の方が先住者でしょうし、気候変動で食べ物も思うように食べられない動物たちに、同情してしまいます
でも、takayanさまのお陰で沢山沢山珍しいお花を楽しませて頂きまして・・・癒されました
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ちひろさんへ (takayan)
2020-08-15 21:13:39
ちひろさん、こんばんは。
案外駐車場から頂上までも、足元も悪くてtakayanも西登山道で40分くらいかかります。
中央の階段は距離は短いのですが、階段ばかりで余計しんどいですね。
今はまだこうして夜中に行くこともできていますが、
年を重ねるごとに行動半径も狭くなり、行けなくなる所も多くなってくるでしょうね。
伊吹山の花々を楽しんでいただけたようで良かったです。
動物たちも必死に生き抜いているのでしょうが、
最近の伊吹山では余りにも鹿の数が増えすぎている様に思います。
動物除けの柵も全く無かった10数年前とは全く状況が異なっていますが、
どうしてこんなに鹿の数が増えてきたのでしょうかね?
自宅近くでも以前は鹿など見た事がなかったのですが、
今では近くにあるお墓は鹿のふんだらけ、墓前に備えた菊なども一夜で無くなってしまいます。
山を壊して住宅開発などが進んだせいで、動物たちの居場所を侵略してきたせいかも知れませんね。
せめて今の状況のままでも、なんとか伊吹山の花々が残ってくれることを願うばかりです。
いつもありがとうございます。

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