昨日もビラデスト今津まで行きましたが、平池ではもう杜若が咲きはじめてました。
池の入り口にある古い案内板には「6月中旬には・・・」と見頃の時期が書かれてますが、年々開花が早くなって今では5月下旬が一番の見頃です。
今週末には多くのカメラマンで賑わうことでしょう。(ブログの最後に昨日の平池の杜若の風景を速報で貼っておきます)
湖西の里山散策の3回目はトキワイカリソウ、エンレイソウ、イチリンソウ、ミヤマカタバミ、バイカオウレンです。
小さな山野草の撮影が好きで、毎年同じ花を撮りに湖西の里山へ出かけています。
毎年この時期のブログを見ればほぼ同じような絵が並んでますが、今年は花が少ないとか、昨年咲いていた場所には姿形も無いなど、
やはり自然の中で自生する山野草は少しの気候条件の違いや、動物による食害などで消滅してしまうこともあります。
今年も可愛く咲いていてくれるだろうか?と早春から何度となく通い続け、今年も楽しい散策を続けています。
トキワイカリソウ(常盤碇草・ギ科イカリソウ属の多年草)
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花は紅紫色。萼片は4個で花弁状。花弁は4個、基部は膨らんで袋状のものがある。
葉は冬でも枯れずに紅色に美しく染まります。北陸から山陰にかけての日本海側の林下に生えます。
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いつもの林道脇で初めて白い花を見つけました。来年も咲いてくれるだろうか?
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エンレイソウ(延齢草・シュロソウ科エンレイソウ属の多年草)
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茎の先に柄の無いの無い3枚の葉を輪生していて、その葉心に柄を一本出して花を開く。
緑色または紫褐色の萼片3、雄蕊6、雌蕊1。葉には長い3脈の他に横の脈が目立つ。
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イチリンソウ(一輪草・キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)
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花が茎頂に普通1個だけつくので一輪草と呼ばれる。花の径は約4センチ。
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ミヤマカタバミ(深山片喰・カタバミ科)
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淡いピンク色のカタバミ。もっと濃いピン色もあり、白い花の中に一緒に咲いてました。
3-4月頃に白い5枚の花弁の花を咲かせる。花の直径は3-4cmで、白い花弁に紫色の筋があるものもある。
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バイカオウレン(梅花黄蓮・キンポウゲ科オウレン属の多年草)
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根元に群がって出ている葉の真ん中から直立した紫色の花茎を出し、頂に白色の花を一個つける。
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キクザキイチゲ(菊咲一華は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)
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白から紫色の花が1個つき、花弁はなく、ガク片が花弁状に見える。茎葉は3枚輪生し、深い切れ込みになる。
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速報・昨日の平池の杜若(5月20日)
撮影日 2024年4月4日・11日
撮影地 ビラデスト今津(高島市今津町)
機 材 Nikon Z9
Nikon D4S
AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
前回のイワウチワの群生は素晴らしかったです。
(コメントが遅れてしまいました)
今回の山野草もどれも素晴らしいですね。
植物園とかで見るのではなく
どれも自生しているのがまた素晴らしいです。
私一人ではとても探しきれないと思います。
何度も通っておられるtakayanさんだからこそ
このような写真が撮れるのでしょうね。
何度も通っているので、前回のイワウチワも今回の花々も
どのあたりに何の花が咲いているのかがほぼ分かっています。
それでも毎年新しい発見もあり、里山歩きは楽しいです。
ブログにアップするのが遅くなり、1ヶ月以上前の写真ばかりですが、
もう少し撮りためた花々をアップしようと思っています。
いつもありがとうございます。