坂本の秋の最後は、「滋賀院門跡前」から「日吉の馬場」へ抜ける散策路の風景です。
今回でとうとうネタ切れです。近くの公園にでもネタ探しに出かけなければ・・・
母が退院してからというもの、毎日バタバタです。
オールドレンズを持ち出して楽しんでみるのもいいかもしれないですね。
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慈眼堂から滋賀院門跡の途中
近頃よく見かける皇帝ダリヤです。坂本近辺でも何箇所かで見かけました。
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滋賀院門跡
京阪電鉄坂本駅の南西すぐの所にある天台宗の寺院で比叡山延暦寺の本坊(総里坊)。
もともと京都の北白川にあった法勝寺(ほうしょうじ)を、江戸時代初期に現在地に移し、
のち後水尾(ごみずのお)上皇から滋賀院の号を賜わりました。
江戸時代末まで天台座主(ざす)となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれます。
(滋賀観光情報)
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滋賀院門跡の山門前の通り
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山門前の道端にこんな石碑が。
なるほど・・・その通りですね。
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滋賀院門跡から日吉の馬場、京阪電車坂本駅方面へ続く路
この通りの穴太積みも見応えがあります。
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ネットフエンスの内側の楓
望遠で捉えるとネットフェンスはあまり気にならないですね。
焦点距離と絞りを調整すればもっと目立たなくなるでしょう。
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今年の紅葉を象徴するかのような色付き方ですね。
今頃は全体に染まっているだろうか?それともすでに散ってしまったか?
昨日瀬田川沿いを走った時、川沿いの楓が緑混じりであるが綺麗な赤に染まりつつあった。
先日からの冷え込みにより、遅がけから本来の色に染まりかけたようでした。
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この辺りの石積みと生垣はすごく綺麗で手入れが行き届いているようでした。
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枯れ葉がほとんど無い杉の生垣が綺麗です。
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この辺りは延暦寺の里坊(僧侶の住まい)が多くあります。
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坂本駅から続く日吉大社への参道「日吉の馬場」へ戻ってきました。
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生源寺の銀杏
生源寺は伝教大師(最澄)の生誕地と言われています。
京阪電鉄坂本駅のすぐ北側にあります。
天台宗。日吉大社大鳥居のすぐ前にある比較的こぢんまりとした寺院で、
奈良時代後期、最澄(さいちょう・767-822)によって開山されたと伝えられます。
また、最澄の生誕地といわれ、延暦寺の中でも特別な霊地として崇められています。
(滋賀観光情報)
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生源寺の山門をくぐると、最澄の産湯に使ったとされる井戸があります。
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おまけ 「犬塚の欅」
坂本を散策し京阪電車で母の病院へ戻りました。(おかげさまで母は11月28日に退院いたしました)
この大欅は大津赤十字病院の入り口付近にある「犬塚の欅」です。
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母は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の弟とも別々に暮らすことになったと聞いています。
弟さん(私の伯父ですね)は、この犬塚の近く、母は少し離れた京阪電車の三井寺駅のそばで育ったそうです。
歩いて行き来できる距離で別れて暮らすことになり、小学生の頃の母は弟に会いたくて、
この犬塚の辺りまでよく会いに来て、お菓子などを分け与えたと、この日初めて病室で話してくれました。
母が卒業した大津西尋常小学校(現在の長等小学校)もこの近くです。
痴呆が進んで、今のことはすぐに忘れる母ですが、昔のことは本当によく覚えています。
その後たった一人の弟も戦死し、若い頃にはいろいろ悲しい目にあったと聞かされました。
今は息子の嫁さんに大事にしてもらって、本当にありがたく幸せ者だと口癖のように言ってくれています。
そんな母の幼い頃の思い出が残る「犬塚の欅」です。
撮影日 11月21日
機 材 NikonD4S
NikonD810
AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)
坂本・日吉大社界隈の秋を終わります。