失うも得るものもあり羽抜鳥 法夢子
春夏に羽の抜け変わりうをする鶏
秋から冬にかけて新しい羽が生えてくる
長い年月をかけた種の営みだ
その他の動物にもこの能力は備わっている
人科の我々にはこの能力はひたすらに低い
わずかに髭の濃くなる人がいるくらいか
羽抜鶏を比喩に用いれて
「余計な虚飾をみな捨て去ればなんと自由」
こんな心根を詠んでみたかった
春夏に羽の抜け変わりうをする鶏
秋から冬にかけて新しい羽が生えてくる
長い年月をかけた種の営みだ
その他の動物にもこの能力は備わっている
人科の我々にはこの能力はひたすらに低い
わずかに髭の濃くなる人がいるくらいか
羽抜鶏を比喩に用いれて
「余計な虚飾をみな捨て去ればなんと自由」
こんな心根を詠んでみたかった