水馬かつて知つたる風の道 2015-05-10 | 夏 水馬かつて知つたる風の道 たけし あめんぼうはその身体を糸で作っているようだ 脚にはそれまた舗装針金でも通したのか しっかりと冠雪まで備えている あめんぼうは水の上を自在に動き回る 重量のない身体は風とのつきあいが長い 風の道に迷うことなく進んで行く