ひとり焚くさくら紅葉に文を焼べる
もう16年も前に4番目の孫が忌まれたときに
妻が飢えた桜の木
紅葉した葉が落ち始めた
1ヶ月ほど前に染め初めた時は天気も良く
まだまだ日盛りだったのだが
桜は紅葉するのも早く散るのも早い
季節を追っているようだ
家族そろっての庭での花見も昔もことになっている
もう16年も前に4番目の孫が忌まれたときに
妻が飢えた桜の木
紅葉した葉が落ち始めた
1ヶ月ほど前に染め初めた時は天気も良く
まだまだ日盛りだったのだが
桜は紅葉するのも早く散るのも早い
季節を追っているようだ
家族そろっての庭での花見も昔もことになっている
原句
染め初むる宮の一樹のひとり分 2013 2013/11/15
ひっそりとした古宮の桜の古木
気付いたのは私だけのように染め初めていた