鳥曇なかなか消せぬ涙あと

泣きぬれた顔を隠して
夕暮れの道を歩いた幼年期
だれもいない公園でぶらんこを漕いでいると
何故か悲しkなったこともあった
そんな時は泣いた痕跡は消さないと帰れない
今の子供らにはこんな感傷はあるのだろうか

泣きぬれた顔を隠して
夕暮れの道を歩いた幼年期
だれもいない公園でぶらんこを漕いでいると
何故か悲しkなったこともあった
そんな時は泣いた痕跡は消さないと帰れない
今の子供らにはこんな感傷はあるのだろうか
初案 2017/2/16
半仙戯なかなか消せぬ涙あと
「半仙戯」は適当でなかったように思っていたが
「鳥曇」の空をみて閃いた
【鳥曇】 とりぐもり
◇「鳥風」 ◇「鳥雲」
秋から冬にかけて日本で越冬した渡り鳥が北へ去るころの曇り空。その頃の風を鳥風ともいう。
例句 作者
鳥曇波のこみあふ隅田川 久保田慶子
また職をさがさねばならず鳥ぐもり 安住 敦
廃園にただ来しのみぞ鳥曇 藤田湘子
眼鏡より曇りはじめし鳥曇 亀田虎童子
腰痛のゆゑの不機嫌鳥ぐもり 原 赤松子
海に沿ふ一筋町や鳥曇 高浜虚子
振つてみるアフガンの鈴鳥曇 川崎展宏
毎日の鞄小脇に鳥曇 富安風生