北風(きた)をゆけばなけなしの髪ぼうぼうす 兜太
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/33/cf6686fab5276c74469d8d2dbc8a312d.jpg)
昭和61年、「皆野」より。
北風といえば冬、寒風である。句の情景は容易に描ける。
わたしはこの句に韻律の愉しさを思う。
「きたをゆけば」、北風に身をぐいぐいと踏み出すような感じ。
「かみぼうぼうす」、
寒風に負けていない、気持ちの明るさを感じる。
「なけなしの髪ぼうぼうす」と自分の禿頭を滑稽にいえるほど、
いま、作者はエネルギーに溢れているのであろう。
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元気に、明るく、なれそうな感じがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/33/cf6686fab5276c74469d8d2dbc8a312d.jpg)
昭和61年、「皆野」より。
北風といえば冬、寒風である。句の情景は容易に描ける。
わたしはこの句に韻律の愉しさを思う。
「きたをゆけば」、北風に身をぐいぐいと踏み出すような感じ。
「かみぼうぼうす」、
寒風に負けていない、気持ちの明るさを感じる。
「なけなしの髪ぼうぼうす」と自分の禿頭を滑稽にいえるほど、
いま、作者はエネルギーに溢れているのであろう。
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元気に、明るく、なれそうな感じがする。
参照 http://www.shuu.org/newpage24.htm
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