竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

鬼やらい内に座したる餓鬼退治   たけし

2018-02-03 | 
鬼やらい内に座したる餓鬼退治




たくさんの鬼がいる
姿をいろいろに変じて近づいてくる
74年の来し方に
その鬼と戦い乗り越えてきた
我身にでんと座する餓鬼だけはそのままだ

今日は節分 明日から俳句は春になる


発表 2014/2/15 遊牧090

裸婦像に寒月光のさんざめく

2018-02-02 | 
裸婦像に寒月光のさんざめく




十和田湖へは何度か訪れたが
高校時代の悪餓鬼4人旅がわすれられない
ユースホステル、2等夜行列車との質素な旅
夜半湖畔で月光に照らされる
乙女像がなんとも眩しく衝撃だった


原句発表2017/2/5街124
透きとほる女の鎖骨寒月光
女の鎖骨」は捨てきれないが
この句意には離れ過ぎていた

それぞれにそこそこヤンチャ泥鰌鍋  たけし

2018-02-01 | 
それぞれにそこそこヤンチャ泥鰌鍋




久方の同窓会
駒形の古くからの「どぜうや」で泥鰌鍋
泥鰌のせいもあって餓鬼のころからの
来し方に話は尽きない
それぞれがそそこにみなヤンチャに生きてきた
少しの脚色はご愛敬


原句発表 2016/2/2街11
来し方のほどほどやんちや冬屋台

冬の屋台ではそんなに盛り上がらない
おでんよりは泥鰌鍋がよさそうだ