今日のTBSの夢の扉は温度差発電にとりくむ慶応大学教授の武藤佳恭さんだった。
2つの良い言葉があった。
1.技術には専門はない、縦割りでなく、横でつながっている。
私がいつも思っていること、技術屋は例えばエンジンならエンジンの吸気系などその分野の専門家になった、次は排気系とか分解して、技術を習得して行きたがる。私はこれは大間違いだと思う。ある分野をとことん習得したら、他の分野も同じ、あえて、他の分野を担当する必要はない。一つの分野で問題解決の手法を習得できたら、電気だろうが、機械だろうが、材料だろうが、そう経営だって、仕事の仕方は同じだよ!。全部通用するんだよ!。
学校ではそういう授業はしていないようだけど。
2.パワーハーベストという言葉。
これは良い言葉だ。技術の分野においてエネルギーは基本。これがなければどんなアイデアも生かせない。
そのエネルギーはガソリンを多少効率的に使っても有限である。
そのエネルギー自体を収穫(ハーベスト)することに、もっと取り組むことがエネルギーを効率的に使うことよりずっと価値がある!
TBS「夢の扉~NEXT DOOR~」それは深刻化するエネルギー問題に熱の温度差を利用した「温度差発電」という発電法の開発です。
夢の扉:武藤佳恭|50代オヤジの独言