さとなおさんのサイトで読んでずっと気になっていたホンマタカシ著「たのしい写真」を今日読了。
www.さとなお.com(さなメモ): ホンマタカシ著「たのしい写真」
「たのしい写真 ーよい子のための写真教室」(平凡社)は、「photograghは『写真』じゃない。〈真を写す〉だけじゃない---」というキーワードを出発点に、小難しく語られがちな写真史をさらっと整理してくれ(写真初心者が知っておくべきふたつの「山」"決定的瞬間とニューカラー" に絞って簡潔に俯瞰させてくれる)、写真がもっとたのしくなるための最低限の考え方を楽しく気楽に提示してくれる。ワークショップもエッセイも対談もそれぞれにすばらしい。
午後3時間くらいで一気に読んでしまった。面白い!。
実はこの本、デジイチを買ってからいろいろ写真を撮ってみてはいるものの、なかなか思ったとおりにはとれず、なにか教わったり本で基本を学ばないと壁を破れないかなと思っていたので、ずっと気になっていた本である。
購入しようと思っていたのだが、試しに浜松図書館で検索してみたら、あるある。というわけで一昨日予約して昨日会社の帰りに借りてきたというわけだ。
読んでみると、サブタイトルにあるよい子のための写真教室というイメージとはだいぶ違うかなり深い本だ。
いわゆる写真技術に関して書いてある本ではない、むしろ「写真を撮るということは」みたいなことが書いてある。
うまく撮ろうとかいろいろ考えるのではなくみたいな話が書いてある。
写真というのは、真(まこと)を写すみたいな漢字があてられているているが、そもそもの英語からは光画という方が正しいというあたりから話が始まっている。
真を写すみたいなことだけではないというわけだ。
アフォーダンスに関する話も書かれていて、これは先日の福岡先生の話にも通じるところがあって、興味深かった。
この本を読んだ後、写真を早速試しに撮りたくなって、散歩に行ったんだけど、この本の買おうかはそうすぐにはあらわれないなぁ~。ま、撮った写真はまた後日。