温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ラリーカーに次々と突っ込まれる可哀想な家~ほんとにかわいそう~

2013-03-19 19:22:28 | スポーツ
Atak na Stodole

ヤフーより
ラリーカーに次々激突される悲惨な家 - 動画 - Yahoo!映像トピックス
ーランドで開催されたラリーレースにて、急カーブに位置した民家の納屋に続々とラリーカーが突っ込んでしまう様子。手助けするギャラリーも「またか……」と思っているような気がします。


ラリーカーに次々と突っ込まれる可哀想な家
ポーランドのラリーレース『Rajd Krakowski』にて、参加したラリーカーに次々と突っ込まれてしまう可哀想な家の様子を撮影した動画を紹介します。
 どうも右手の林がブラインドになっており、ゆるいカーブかと思って突っ込むと目の前にこの家が出現し、結果止まれずに“ドーン!”となるようです。
もはやこの家はポーランドの南部の街、リマノワ(Limanowa)で名物になってるとか。実際は家じゃなくて農家の納屋なのが救い? 主催者に弁償して貰えるのかなコレ(笑)。

ロボット革命 人間を超えられるかを見た~2020年にはヒューマノイドが働いているんだろう~

2013-03-18 20:31:43 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
林原めぐみが語る「ロボット革命」/NHKスペシャル

NHKスペシャル ロボット革命 人間を超えられるかを見た。
NHKスペシャル|ロボット革命人間を超えられるか
想定外の緊急事態においては、ひとつのことしか出来ない専門型ロボットではなく、人間のように判断し、さまざまな作業ができるヒューマノイドでなければ、人間に代わって活動するのは難しいと、不幸にも証明されたのだ。

放送は昨日だったけど、実は正確には昨日は部屋に人が来て飲もうということで飲んでしまって見逃した。そして、今日NHKオンデマンドで有料で見逃し番組を見たというわけだ。まあ、お金を払っても価値があるという内容だった。
NHKオンデマンド | NHKスペシャル ロボット革命 人間を超えられるか
NHKスペシャル ロボット革命 人間を超えられるか

この番組を見て、人型ロボット=ヒューマノイドは鉄腕アトムのような、癒しとかペット、お手伝いなど夢のあるイメージしかなかったけど、もっと必要な、災害の時など本当に困ったときに役に立つものだと痛感した。原発事故でわかると思うけど、人型であるべきなのだ。想定外の状況を判断して瓦礫を自由に乗り越えたり、転んでも倒れても起き上がり自分で判断して、それを越えていく、あるいは匍匐(ほふく)前進してくものが必要ということだ。科学技術が進んだといっても、福島原発の廃炉に向けての作業が全然進まない程度の科学技術というのが現実だ。この番組の中でも語られているが、津波が来て24時間以内にこのようなロボットが投入されていたら、その後の展開はこのようなひどい状況ではなかったと思われる。
想定外とはけしからん、という言葉が嫌というほど聞かれたが、このヒューマノイドロボットなら想定外なことが起きても、現時点よりずっと多くのことができそうだ。ヒューマノイド・ロボットの完成が究極的な原発安全対策となると思った。
このようなことに携わるエンジニアはリスペクトできるね。尊敬します、出てきたエンジニアの皆さん!!。

最初の動画を見ていただければわかると思うが、生産ラインで人間のような腕を持ったロボットがもうすでに働いているんですね。2020年には、あなたの横でこのようなロボットがいっぱい働いている世の中になると断言していた。
出てきたすごい映像をyoutubeで検索して見つけたので紹介する。
まずはBoston dynamicsBoston Dynamics: Dedicated to the Science and Art of How Things Move.社のチータ。早い。
Cheetah Robot runs 28.3 mph; a bit faster than Usain Bolt

Dynamic Robot Manipulation

ロボティクスチャレンジという災害対策を想定したロボットコンテストのようなものもあるようだ。これはかなり有益なコンテストである。原発ゼロとか発言するだけの人たちとは大違いで、私はこのような開発やチャレンジをするエンジニアを尊敬します。
DARPA ロボティクス・チャレンジ発表、テーマは災害対策ヒト型ロボット - Engadget Japanese
米国国防高等研究計画局(DARPA)が新企画 Robotics Challenge を発表しました。DARPA といえば、時に突拍子もないような各種の研究開発ですっかりおなじみの存在ですが、一方で無人カーレース Grand Challenge のように、イベント形式での研究支援プログラムも行っています。
それでは、いったいなににチャレンジするのか。テーマは一言で言うと災害対策です。求められているのは人間の道具を利用し、人間のために作られた環境で活躍できるロボット。具体的には、一般の車に乗って、運転して、降りるとか、ドアを開けてハシゴを登るとか、コンクリートパネルを破壊し、バルブを締め、部品の交換を行うとか。要するに、ロボット向けにお膳立てされた環境ではなく、一般の環境で人間のかわりに活躍してくれるロボットが欲しいという話です。想定される自然災害と労働災害の事例として、「福島の原発事故」という文面も出てきます。

DARPA Robotics Challenge
The Department of Defense’s strategic plan calls for the Joint Force to conduct humanitarian, disaster relief and related operations. 

DARPA Robot Masters Stairs


下のbaxterというロボット凄い、手をとって教えてやるとその通り繰り返し動く。プログラミングなどいらない。
Rethink Robotics: Meet Baxter

Baxterが代わりに残業してくれる―安価で誰でも作業を教えられるロボットが労働革命を起こす? | TechCrunch Japan
このロボットがいきなり世界中のホーマー・シンプソンみたいな労働者の仕事を奪うようなことにはならないだろう。しかしボストンを本拠とする Rethink RoboticsのBaxterには要注目だ。このロボットはわずか2万2000ドルだが、単純作業をすべて引き受ける能力を持っている。

Rethink Robotics :: Baxter
Baxter's Capabilities
A unique robot with unique features

ホンダもアシモの技術を実際に原発の作業に役立てようと頑張っているようだ。
Honda|Honda Robotics|作業アームロボット
作業アームロボットとは
「作業アームロボット」はASIMOの技術を応用して開発された試作機です。この作業アームロボットは、人が作業できないような危険な場所や災害現場などにも自走式台車に乗せて移動させることができ、不安定な足場や障害物が多く狭い場所でも、遠隔操作で作業対象にアプローチし、安定的に作業を行うことが可能です。

番組の中で、東電の方針変更があって、それより、復旧作業より現場確認が先ということで、この作業アームロボットの現場への投入は少し先になり、アームの代わりにカメラをつけたものを先行させることとなったそうだ。
番組の中で紹介されていた動画が、youtubeでほとんど検索できるというのも凄い。
以下はちょっとおまけ。
アシモの強敵登場!韓国製「ヒューボ」/NHKスペシャル

abさんご-黒田夏子 読了

2013-03-16 20:42:48 | 

abさんご読みました。読みたくて日本から買ってきて、楊令伝読んでる途中ですが息抜きみたいにして読んだ。
ネット上にも、賛否両論あふれています。
まあ、こんな読みにくい小説は新鮮で、怖いもの見たさ的な興味で読みました。でも振り返ると今の小説ってなんか食傷気味でどれも、感想は「まあ、こんなもの」という感じなので、この読後感も、同じといえば同じ表現になる。
アマゾンの書評でも賛否両論。でも否定する方は読む気にならないという感じで、読んでいないのでそれはルール違反だろうって感じかな。確かにエンターテインメントなので読む気がしなければそこでオミットで全く正しい。私はそこに興味を持ち何とか読んだ。読みにくいといってもそこそこ大きな活字で80ページほどのものなので、毎日1時間足らずでも1週間くらいで読める。
Amazon.co.jp: abさんご: 黒田 夏子: 本
誰がほめた、誰が推薦した、そんなことはあまり問題にはしていない。もちろん芥川賞をとってくれなければ出会えなかったのだが。この作品、作風に相性が合った私としては、「選んでくれてありがとう」という気持ちだ。
読みにくい場合は、縦書きの方から読むといいかもしれない。横書きへの足がかりになるかもしれないから。もちろん、無理して読むこともないのだが…私は好きだ。感覚的に神経が喜んでいる。

下のサイトに詳しく解説されている。
この文章の下に上げた特徴によって、他の文学作品にはない楽しみが増えていることに自分は気がついた。主語がないし、固有名詞がないので、感情移入が難しい。すなわち文章自体が誰の言葉かが不明。主人公でもない、大人でもない、子供でもない、第3者でもないのだ。これは新しい!!。
芥川賞受賞作「abさんご」の古くて新しい魅力 - WEBRONZA+文化・エンタメ - WEBマガジン - 朝日新聞社(Astand)
蔵書を戦火から守るために引っ越した海辺の小さな家では、「家事がかり」と表される家政婦が父親と結婚、その存在によって、家族のしきたりから家の装いや庭、家計、所有までもが徐々に牛耳られていく過程を描く。同時に、四季の移ろいや家の情景も鮮明に蘇らせている。

カタカナは一切出て来ない。

 また、蚊帳を「へやの中のへやのようなやわらかい檻」、傘を「天からふるものをしのぐどうぐ」と記すなど、既成表記から自由な、みずからの実感のこもった言葉で表している。

さらに言えば、固有名詞を一切使わず、主語は極力排し、主格は「~する者は」「者の」で示す言い回しが頻出する。

 ひらがなの多用、主語の省略、こうした主格の表現、と並べてみて想起されるのは、日本語の文語体である。

下にあるように読みにくいけど、なれると結構すんなり読める。これに慣れた後は縦書のいつもの小説を読むのに戸惑いがかすかに生まれるくらい。結構、このような表現が本質的欲求に合っているのかもしれないと思うくらい。
芥川賞「abさんご」著者が語ったこと | ニュースのフリマ
高樹のぶ子氏が「最初は苛立つだろうが、おそらく後半では最初の数倍のスピードで読み進むことが出来るだろう」と書いたように、入り口を突き抜けると、舞台設定とテーマがおぼろげながら分かってきて読みやすくなると個人的にも実感した。

下の著者の意見は、全く私も同感という感じだ。
文学作品の言葉は一語一語をたどっていただきたい。(ひらがなが多いと)走り読み、飛ばし読みができないので、いやでも一語一語、たどっていくだろうと。

何度も読みなおした。普通の小説の倍の時間が1ページ読むのに掛かる感じ。
テーマとか主張のある作品ではない。何か伝達したいこととか、主張したいことは、ないと言っていい。作品全体を受け止めていただく以外にない。

全体に情景が目に浮かんぶ感じ、これははっぴえんどの松本隆の歌詞のような感じ。私は好きです。小説はある程度情景が浮かぶという要素が、私が好む小説には必須の条件だ。時にはやりすぎの小説もある白鯨とか。。
「天からふるものをしのぐどうぐ」は「傘」。傘なら傘と言えばいいというよりも、回りくどいけれど、モノの名前を用途とか材質で言った方が元の言葉に近い。「やわらかい檻」は「蚊帳」を意味する。(作品では)「蚊帳」を言いたいのではなく、「やわらかい檻」を言いたい。
 

これは面白い、私は英語でコミュニケーションを取らざるを得ない時を多く経験しており、またそれを他の仲間に強いるときもあって、その際に、英語が不得意な人間というか英語にハードルを感じる人間は、日本語の表現したい事象を単語そのもので日本語から英語に置き換えようとして難しくしているのに何度も遭遇した。そういう時私のアドバイスは「出張」であれば、出張という直訳の単語を探すのでなく、主語と動詞で「仕事で自分の会社から離れた会社や場所などへ行く」などと中学生でも知っている単語で回りくどく説明すればコミュニケーションはとれるし、相手は単語を教えてくれる。下手に和英辞書で調べて、その単語を使うと、かえって誤解を生むということを嫌というほど経験してきた。
1000字程度で(紙面の)見渡しがきかないと、自分の文章の流れがつかめない。400字は出版するのに便利なもの。

これは経験がないからよくわからないが、わずかな論文投稿の経験から判断して400字詰め原稿用紙というのはなんとも扱いにくいシロモノだというのはよく分かる。
最後に各選考委員の選評を示す。なかなかオモシロイと思った意見を引用したが、その他も面白いのでリンクを参考にして欲しい。
黒田夏子-芥川賞受賞作家-148KN
川上弘美 ○ 19 「この家庭に入りこんでくるいやらしい女に対して、あまりに元々の家の住み手が無批判すぎません? などと思う自分は、卑俗なのかなあと不安になったりもしつつ、やはりここにある日本語はほんとうに美しいなあと、うっとりしたことでした。」「(引用者注:「獅子渡り鼻」とともに)○をつけました。」
村上龍 ● 54 「推さなかった。ただし、作品の質が低いという理由ではない。これほど高度に洗練された作品が、はたして新人文学賞にふさわしいのだろうかという違和感のためである。」「その作品の受賞に反対し、かつその作品の受賞を喜ぶという体験は、おそらくこれが最初で最後ではないだろうか。」

中国の巨大ショッピングモールが廃虚…というニュース

2013-03-15 12:29:06 | 中国情報
The Largest Mall in the World, China's Abandoned Mall

昨日のヤフーのトップページにあった動画ランキングから、「中国の巨大ショッピングモールが廃虚…」の話題。
CNN.co.jp : 「世界最大の商店街」は今やゴーストタウン、不動産バブルのツケ 中国 - (1/3)
中国南部・広東省東莞市で2005年にオープンした「ニュー・サウスチャイナ・モール」は、約46万平方メートルのショッピングエリアに2350もの店舗が入居可能で、店舗賃貸面積では、米国最大級の「モール・オブ・アメリカ」の2倍を超える世界最大規模のショッピングモールだ。

皆さんはこれを見て驚くだろうけど、中国人はあまり驚かないだろう。なぜなら、彼らは空き家は慣れっこだろう。私も南寧から玉林市まで高速で走っていて風景を眺めると、高速道路の両側には空き家が一杯。空き家というか建設途中でやめたみたいな建物がいっぱい。コンクリートで2,4階建の建物があるけど窓枠がないあるいは窓枠はあっても開けっ放しのようで人が住んでいそうもない建物が、ひっきりなしに出てくる。
通訳の女性にどうしてあんなに空き家が多いのかと聞いたら、工事を途中でやめたりしたのでは?とあまり珍しいような反応ではなかった。これは、この地方にかぎらず、上海周辺でも同じようだ。新幹線で見た時そう思った。
彼らは、大規模な投資の決断も早いけど、辞める決断も同様に早いのだろう。このスピード感は、日本はもちろん他の国にはない。

もう一つスポーツ絡みでほのぼの動画 Ben Stiller, Rafa Nadal, JM del Potro [HD]

2013-03-14 20:01:55 | スポーツ
BNP Paribas Showdown 2013 | Ben Stiller, Rafa Nadal, JM del Potro [HD]

これも楽しい動画。
「プロも脱帽、会場を沸かせたテニス少女」とヤフーにタイトル。
Yahoo! JAPAN
プロも脱帽、会場を沸かせたテニス少女

この子、凄いな。ダブルハンド!の返し。

ボールガールが、まだ生きているボールをキャッチしてファンにあげちゃった、しかも彼女はフーターズガール

2013-03-14 19:06:38 | スポーツ
Hooters Ballgirl Picks Up Live Baseball And Tosses it To Crowd

ほのぼのとしたというか驚いた話題。
ボールガールが、まだ生きているボールをキャッチしてスタンドのファンにあげちゃった。こんなこともあるんだ。
ボールガール「ファインプレー!」3塁線フェアのボール捕っちゃった : J-CASTテレビウォッチ
ボールガールが、3塁線を強襲したフェアボールをキャッチ、そのままスタンドの少年にあげてしまったのだ。思わぬ「エラー」を犯したのは、国内でも展開するレストラン「フーターズ」のウェイトレスのプリシラさん。

そのキャッチしたボールガールは、どうもアメリカで有名で、日本でも赤坂とか銀座に店舗がある典型的なアメリカの「カジュアルレストラン&スポーツバー」(お店のウエブの言葉より)。私も2度位アメリカで行ったかな?。仲間に好きな人がいるんです。たしかに元気はもらえる。
アメリカで一度行ったときは、彼女達(ウェイトレス)は入店する人の靴下の色かなんかでかけをしていた。そんな話題で彼女たちと会話した。食い物はチキンウィング(唐揚げ)とかジャンクフードだけどね。
赤坂・銀座でアメリカンパーティー!「HOOTERS」
確かに下のサイトに登場する金髪の彼女は、かのボールガールみたいだ。
..::HOOTERS::..

ソーシャルメディアは「社会問題をダシにした大喜利ツール」としてはいいけど。。。

2013-03-12 19:56:27 | その他
今日こんな記事を見つけた。インターネット世論調査はどうあるべきか?。
津田大介さんが後藤和智さんという方の意見を紹介している記事だ。
津田大介公式サイト | 特別企画:インターネット世論調査はどうあるべきか?(津田大介の「メディアの現場」Vol.66 より)

今回は統計を駆使した手法でメディアや若者論について鋭い論考を発表し続けている後藤和智さん(@kazugoto)に、「あえてゼゼヒヒの現状を批判的に分析し、今後有用な調査媒体となるには何が必要なのか」というテーマで原稿を依頼しました。

その記事をの内容は、私の思っていることを代弁してくれているので紹介したい。
まずは、下のソーシャルメディアは「社会問題をダシにした大喜利ツール」感覚というのは、言い得て妙であると思う。

私はツイッターなどのソーシャルメディアをそれなりの目的を持って使っているという意識が強いので、このような「回答する」という行為によってつながりを持ったり、あるいは何らかの問題を語る雰囲気に「参加する」というものにはあまり向いていないと考えている。「大喜利」を楽しむにはいいかもしれないが、社会問題が題材となるとどうも違和感を覚えるのである。

私はインターネット国民投票「ゼゼヒヒ」[*1]に投稿したことはないし、少なくとも当該サービスが現状のまま続くのであればおそらく今後も投稿しないだろう。理由はいたって単純で、私が当該サービスに「社会問題をダシにした大喜利ツール」以外の価値を見出していないという理由に尽きる。

ソーシャルメディアは下の「多様な意見がありますね、はいおしまい」的な終わり方は非常に多いと思う。深い議論はほぼできない。所詮は同じ価値観の人が「そうだ、そうだ」で盛り上がり合うという仲良しクラブ的傾向が非常に強いと思う。違った意見をぶつけあって、ある集約に向かうというディベートとはほど遠い。
現状のゼゼヒヒでは、「多様な意見がありますね、はいおしまい」で終わってしまう可能性が高いのではないかと危惧している。

また、普通のアンケート調査に対する批判もデータに基づくと、偏ったバイアスに振り回されていることが下のデータで指摘されている。このようなデータを元にした会話が大事だと思う。
このような電話調査に対しては、固定電話がなく携帯電話しか持っていない若い世代の意見を無視している、という批判も多い。しかし、毎日新聞世論調査室の福田昌史氏によると、面接方式の世論調査で電話の所持状況について問うたところ、携帯電話しか持っていない層は、全体では5%、20代と30代では全体よりは格段に多いものの、それでもそれぞれ20代が17%、30代が14%に過ぎないという結果が出ている。つまり、若年層であっても固有電話を持っている人が大半だということだ。そして、携帯電話しか持っていない層と固定電話を持っている層の意識の違いを比較したところ、面接調査の全83項目中64項目は同じで、19項目で数字が1ポイント異なっただけだったという

私も最近、既存メディア=悪、ソーシャルメディア=正しいみたいな、恣意的な志向は、ひどく感じるところだ。
従前の世論調査とインターネット世論調査の回答の「差」が強調されていることだ。特に、インターネットの側が自らの「正当性」「代表性」を主張しすぎている感があること、そしてそのようなインターネット側の態度が、ネット上や一部の論客に見られるような世論調査バッシングを助長させているような気がしてならない。

マスゴミ」批判言説を展開してしまうのは不誠実でしかない。「マスコ(ゴ)ミの世論調査=老人の意見」「インターネットの世論調査=若者の意見」として、前者を貶め、後者を持ち上げるという態度は、かえってインターネット世論調査の可能性を狭めるものでしかない。

そして、選挙に際しては、多くの人が、それぞれの関心分野で政党や候補者を見ることが少なくないので、「この項目が入っていないので参考にならない!」と感じる人もいるだろう。

そうです、そうです!。

下にあるように、インターネットの世論調査は観測ツールとしての役割に徹すると理解するとスッキリする。
もちろん、インターネットの世論調査には多数の利点があるのも事実である。

現状のインターネット世論調査システムに期待すべきなのは、代表性という問題点を抱えていることを前提にした、「世論調査」ではなくある種の社会意識の「観測」ツールとしての役割だろう。

調査項目に主たる調査目的の設問(内閣や政党の支持)に加えて、《今日の感情・気分(センチメント・インデックス)》[*13] を入れることにより、既存の世論調査では見えないものの測定を可能にしている。


なかなか面白い、データ分析を自分自身でやる「市民統計家」の広がりがいまのメディアなどの問題を解決するとまでおっしゃっている。これは、賛成と思う点もあるけど、いや?と思う点もある。しかし、このような市民統計家が出てくることは必要だろう。いずれにしても、今のままのソーシャルメディアを肯定してそのままにしておけば、自然消滅するくらいの危うさだと思う。逆説的になるが、私は、今ソーシャルメディアが価値のあるものとの論点が多いが、そのような扱いをすればするほどソーシャルメディアは消えていくように思う。意味のない大喜利みたいな楽しみのツールに徹すれば、それなりにニッチな領域を継続できるだろう。
そして、これからの世の中には今のメディアではなく価値のあるものが必要だし、それには市民統計家の広がりが必要だろうと思う。
そのようにしてデータに基づいた議論の重要性と、統計学の知識を兼ね備えた「市民統計家」とでも呼ぶべき人が増えれば、既存のメディアの調査も、またインターネット上の調査も、活用が進むのではないかと考えている。いささか希望的観測に過ぎるかもしれないが、「市民統計家」としての知識と意識を持った人の広がりこそが、今のメディアや言論の抱える問題の大部分を解決していくだろう。



4ビートでスイングしまくるアルヴィン・リー Ten Years After - Swing In 1969

2013-03-11 20:01:53 | 音楽
4ビートでスイングしまくるアルヴィン・リーの動画を偶然見つけた。最高。
リアルタイム当時、4ビート受け入れられなかったんだろうな。もし受け入れられていたら、もっと評価が変わっていただろう。私は4ビート弾くアルヴィン・リーが大好き。
このライブ、脂がのっていて最高!。こんな映像あるんですね。長生きしていてよかった。
Ten Years After - Swing In 1969

トヨタ2000GT完成間近~それとロビやKIBO ROBOT PROJECTについても~

2013-03-11 19:09:18 | その他
中国に来てからも日本から定期購読取り寄せて船便で約1ヶ月遅れで制作継続しています。
先週に58号のボディも来て65巻完結も大詰めです。
そこで、これからボディを被せてしまうとエンジンが醜くなるので、このへんでエンジンをシャーシーに載せた状態の写真をアップしておきます。



なかなかディテールでているでしょう。

これで、2000GTから開放されそうですが、デアゴスティーニの次のロボットキットロビ気になっています。
ロビ| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
これは大人気のようですね。そりゃそうだろう、宇宙にいくロボットの開発者高橋智隆さんが設計デザインだもの。
デアゴスティーニ、初心者向けロボット組立て雑誌「週刊ロビ」の重版を決定 (マイナビニュース) - Yahoo!ニュース
デアゴスティーニ・ジャパンは2月27日、同社が2013年2月19日より発売を開始した初心者向けロボット組み立て雑誌「週刊「ロビ」」の創刊号が、発売後数日で品切れとなり、書店店頭の在庫も僅少となっていることを受け、重版を決定、2013年3月20日ごろより、順次書店の店頭に並ぶ予定であることを明らかにした。

宇宙に行くロボットと形はよく似ている。
「僕、ロボット宇宙飛行士なんだ」 ISSに滞在する人型ロボット「キロボ」の“訓練”動画公開 (ITmedia ニュース) - Yahoo!ニュース
現在は、ロボットを宇宙に打ち上げるために必要な審査・実験中で、今春に完成予定。ロボット開発者の高橋智隆さんや若田光一宇宙飛行士とともに無重力試験に挑む映像などが、YouTubeで公開されている。

きぼうロボットプロジェクト 予告映像

KIBO ROBOT PROJECT

NHKスペシャル 3.11 あの日から2年 「メルトダウン 原子炉“冷却”の死角」を見た

2013-03-10 21:01:44 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
NHKスペシャル 3.11 あの日から2年「メルトダウン 原子炉“冷却”の死角」を見た。そして、前日、2号機・3号機の検証の再放送を見た。
それらから感じたのは、原発を停止あるいはゼロにすれば解決ということで、思考停止になってしまっている危険な現実を感じた。
なんと今回の事故の疑問点が検証、原因究明されていないのだ。驚きだ。
だいたい、この番組についてNHKは、今後何を期待しているのだろう。確かに報道だから、評論家的に、こういう事実がある、疑問があるという提示だけという事はある程度わかるが、この大事故において、そこまででいいのだろうか?
何らかの形で政府に検証を求めたり、そのような活動を起こす、支援するという行動をしないとあまりに評論家的ではないだろうか。
番組で紹介された技術的事実については、バルブが原子炉の内部圧力が高くなった状態では開かない、という事実や冷却装置が動いているかどうかの判断について、実際動いた状態を現場の人間が眼で見たことがない事実は、異常事態が起きたときの確認が現場から離れた机の上のシミュレーションにすっかり依存してしまっていることを知らされる。

原子力発電所の設計に携わるものは、超優秀な超エリートだろう。油でまみれたり蒸気にまみれたり、煤にまみれたりということは皆無だろう。計算されたシミュレーション通りものが動いている間は問題ないが、それこそ想定外のことが起きた時の検証は、十分でない、現場から逸脱したものだったと思われた。これは原発に限らない、素晴らしい技術の粋を集めた設備ではどんなものでも起きがちなことである。素晴らしい最先端の技術であればあるほど、現場から離れたシミュレーション計算に頼った安全対策に偏りがちである。でも、実際の事故は生身の事故だ。シミュレーション通りにいかないことのほうが多いだろう。思考停止でなく、まさにここに警鐘を鳴らし、改善していかなくては今後のこのようなことを繰り返すだろうと思う。

今回の事故を、原発を停止するあるいはなくすことで終わらせず、考えうる異常事態を事前に再現して訓練しておくことが非常に重要だと思う。それが今回の事故の教訓だろう。

100年、200年、300年たったとき、また原発を作ったり、それに代わる設備を作り、異常事態、想定外な事態への対応を想定し、かつその状態を知恵を絞って事前に実現し体験し、問題を具体的に対応することが大事だろう。
NHKスペシャル|3.11 あの日から2年メルトダウン原子炉"冷却"の死角
「メルトダウン」シリーズでは、最初に水素爆発を起こした1号機の検証をおととし12月に、その後メルトダウンに至った2号機・3号機の検証を去年7月に放送、大きな反響を得た。