死なない、死なせない!災害時対応 横浜市介護老人保健施設経営者会 研修会

2012年11月10日 | Weblog
◎地震防災、キーワードをひと言でいうと・・・・死なない、死なせない!



作日、横浜市介護老人保健施設経営者会主催の研修会に参加しました。看護学校戴帽式から企業広聴を経ての参加で冒頭遅参での参加となってしまいました。

講師はフォックスブルー株式会社の早川英樹代表取締役。施設の従事者の方々が数多く参加されていました。



現在の時代背景として、自然災害といえども無防備ではすまされない時代であり、「地震は不可抗力」という言い訳は通じない時代。そして、事業者として責務が問われる時代。

そこで、事業所において、死なない、死なせない、生き残るために今日からできる対策が必要であると。

お金をかければ、なんでもできるような気がしますが、お金をかけたからと言って、実効性のあるものとは限りません。一方で、安いものには限界と見えないコストがあるのも確かです。

要は、コストと機能の実効性・実現性のバランスが重要。



まずは、どんなことができるのか、一緒に見つけ出していく事が重要であり、事業所であれば、利用者を守り、守り続け、守り抜くための最も重要な基本は、今ある「危険なもの」「安全なところ」を見つけ出す「目」が重要です。

そのための“意識”を今回の研修で共有できたのだと思いますが、職員の日頃の小さな習慣の積み上げによって守られる。

阪神淡路大震災の被災者でもある早川代表の終始パワフルなお話しの中でも、備蓄品も帰宅困難者対策も、生きていればこその対策であり、「死なない、死なせない」という視点は、確かに当たり前の様ですが、改めて根本の基本原則確認する機会となりました。