横浜市 被災者支援システムの構築

2014年10月21日 | Weblog
◎地震発生後、被災者の迅速な復旧や復興を支援するため、被害想定・り災証明発行・義援金等支援システムについて限られた人員で単期間に、かつ迅速に対処するための「被災者支援システム」が構築されました。



予てから災害時の切れ目のない対応のためのひとつのシステムとして横浜市の「被災者支援システム」の構築の必要性を提言してきましたが、この度システム構築がされ本日、危機管理センターにて説明を受けてきました。

このシステムは、大規模な震災時に予想される膨大な業務処理を効率的に行うとともに作業量を軽減される事になります。



例えば、東日本大震災の折、住宅などの多くの被害を被りました。その際の被災した住宅等の被害の程度、全壊・半壊等を認定は市が実施することになります。

システム上に、事前に準備された地図情報から、調査区域図や調査票を出力し、調査に向かいシステム入力。

入力処理された調査結果と税務システムから抽出した家屋の所有者氏名、住所をまとめた被害調査結果から、り災証明発行・義援金等申請サブシステムへと連携がされていきます。

横浜市では、データセンターに設置されたに設置されている情報基盤システムの既設サーバ等に被災者支援システムが構築されました。

様々な地震や台風などの災害発生時における地方公共団体の業務をトータル的に支援できる「被災者支援システム」として、今後のバージョンアップも視野に入れシステムがスタートしています。