復旧・復興へ向けて・・・“災害がれき”の処理

2011年04月18日 | Weblog

    ◎東日本大震災の被災地における“災害がれき”の規模は、阪神淡路大震災の約2倍にも達し、復旧へ向けた大きな関門となっています。
                           

    環境省の推計では、甚大な被害を受けた3県のうち・・・宮城県では、県内で排出される一般廃棄物の23年分

    岩手県では、380万トンで・・・3~5年かけて処理する意向で、福島県においては原発事故で、被災現場を確認することもできず・・・

    全容も不明の状態です。



                           

    こうした震災におけるがれきの処理は、有害物質のポリ塩化ビフェーニール(PCB)やアスベスト、感染症の原因の

    病原性微生物なども含まれており慎重な対応が必要です。

    阪神・淡路大震災で発生したがれきの処理には、約3500億円の費用を要し・・・今回は、1兆円に達するとも言われています。

    自治体が行う災害廃棄物処理への通常の国の補助率は50%ですが・・・現地の自治体では津波で甚大な被害を受けて、

    財政的に余力がないので・・・国の責任で、がれきの処理を行うように公明党が提案をして、国が全額負担することが決定しています。

    復旧・復興のための速やかで具体的な実行が求められます!

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