『広域連合保険制度』

2008年04月18日 | Weblog
     ◎後期高齢者医療制度(長寿医療制度)は都道府県単位の広域連合で保険制度を支えます。

    これまでの老人保健制度は、各市町村が運営母体の保険者でした。

    そのため、人口が3万人以下の小さな市町村では、高齢者が多く、一般財源を投入しても苦しい財政運営でした。

    新制度はある程度の広域で支え安定運営が可能になります。

    若い人の未来に対しても高齢者にも安心してもらえる持続可能な制度にか改革するのが目的です。

    現在75歳以上の高齢者は約1300万人。
    このうち約1100万人は、これまで個人単位で納めていました。
    残り約200万人は、子供等の被用者保険の扶養家族とのことで負担はありませんでした。

    こうした方々にも新たに負担していただくことで、新制度では、所得に応じた公平な負担となります。
    (但し、緩和措置もあります。)

    全ての世代で負担を分かち合い、増え続ける高齢者の医療費を国民みんなで支えるための仕組みを、
     丁寧に理解をしてもらう事が今…一番大切な事であると思います。

最新の画像もっと見る