治療から…予防へ…命を守る…子宮頸がん予防法案

2010年11月29日 | Weblog
◎子宮頸がん予防法案が公明党等の野党3党で参院に提出されています。





        年間約1万5000人が発症し…約3500人が亡くなるという実態があり…


        最近では…特に20~30歳代の若い女性に増えてもいる…女性特有のがんが…子宮頸がん…

  
        しかし…原因も特定され予防策もあるので…『予防できる』唯一のがんとも呼ばれ…


        予防検診とワクチン接種を併用すれば…ほぼ100%予防できるといものです。






  
        今回提出された法案では…


        1.予防検診として細胞診とHPV検査の併用を明記しています。

        
        HPVとは…ヒトパピローマウイルスという感染源で…二つの検査で、前がん病変を、ほぼ100%


        発見できるもので…対象年齢者に全額国庫で補助をする。

   
        2.予防ワクチンについては…特定年齢(12歳を想定)での摂取を全額国庫補助として…

     
        これまでは…3回のワクチン接種で合計5万円前後の個人費用負担がかかっていましたが


        高額な費用が無料になれば…誰もが公平に接種できるようになります。

       




        増え続ける医療費を抑制する観点から見ても…

        
        12歳の女性へのワクチン一斉接種に必要な費用は210億円…


        罹患者を減らすことで節約できる医療費は400億円以上とも言われます。


        治療をする視点よりも…健康であり続ける…病気になることを防ぐ…


        『予防』という視点での取り組みに転換をしていく事が重要です。

最新の画像もっと見る