安全安心都市特別委員会の開催・・・横浜市内における液状化の現況調査

2011年06月21日 | Weblog
    ◎横浜市内の地震被害の状況を現地調査しました。

                          

    今年度の安全安心都市特別委員会は、市民の生命を守る医療の充実と健康づくり及び火災、豪雨、地震等の災害への

    備えを強化し、災害に強い都市づくりなど、子ども高齢者を始めとした市民生活の安全安心の推進を諮る事を調査・

    研究し具体的な施策提案に向けた検討を行う事を目的としてスタートしています。

   
                          

    本日開催の委員会においては、“節電対策”“液状化対策”について意見交換及び横浜市内金沢区柴町の現地視察を

    行いました。

    写真はグランマーレ横浜・八丈島及びサウスウィング金沢地域の住居地域での被害状況の一部で・・・

    立体駐車場では、1.5メートル以上の隆起がみられ、随所に地盤沈下による段差が一体で確認されました。

    液状化被害住宅緊急支援事業を含む補正予算は議会で可決成立していますが、液状化の被害に遭われた方の支援に関する

    国への要望が提出されてもいます。

    これは、被災者生活再建支援法の適用要件について、液状化による住宅被害を全て対象とすること、“災害に係る住家

    の被害認定基準”における液状化被害について、駐車施設、付帯設備も含めた被害の認定及び被害割合の見直しを行う

    こと等が盛り込まれています。

                          

    今回の震災における市内の液状化のよる被害状況は、住宅39件、非住家・学校・病院11件、道路・その他28件の

    78件です。

    市内の主に臨海埋立地、砂質等の液状化を起こしやすい地質について液状化判定を行いホームページにも掲載をされて

    いますが・・・液状化マップ等の詳細情報を含めて再度の調査等も行い、場所によっては構造物の強化や地盤改良、

    市民への注意喚起が必要となります。

    

   

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