財政が厳しい時代の…行財政改革のパラダイムシフト

2010年09月16日 | Weblog
      


◎毎年の予算編成方針で…財政が厳しいとの表現が使われています。

      自治体における、これまでの「行財政改革」への取り組みは…基本的には、財源の伸び悩みで…

      予算・人員・組織・事業の削減を目指した…『削減』を目指したも のであった事は間違いありません。

      藤沢市では…平成8年度から、第一次行政改革…平成13年度から第二次行政改革…平成18年度から

      5カ年計画で行政改革が推進され…平成19年までの2年間で定員の77人を削減…

      45億円の財源効果をだしました。

      リーマンショック以降の世界経済危機は…自治体財政にも多大な影響を及ぼし…

      藤沢市における昨年実施された予算編成では…一般財源ベースで財源不足額が60億円とされていました。






      今後始まる…平成23年度の予算編成でも…景気低迷による市税収入の減収をはじめ…

      扶助費が30億円増などの義務的経費の増加が大きく見込まれる状況で…

      現時点で概算要求を基にした歳出における財源不足額は…120億円を超える見通しとのことです。

      削減から…少ないものを増やす…膨らますという…自治体の『経営』を本格的に考え…実践する時代です。

      運営から…まさに、『経営』へのパラダイムシフトの只中で…

      自治体の使命としての…住民福祉の増進を成し遂げていくことが求められます。
      

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