◎放射性物質による食品の汚染に対する不安についての・・・公明新聞紙上での長崎大学大学院・山下俊一教授の談話です。
まずは、基準値を超えない食品は食べても大丈夫とのことです。
チェルノブイリの爆発事故では、多くの人が汚染された食品と知らずに口にしていました。
多くの放射線物質が大気に放出されましたが…東西冷戦下でもあり正しい情報が、周辺の住民にも伝わらず
そのために、知らずに口にしていたということです。
乳幼児は、汚染された牧草を食べた牛の牛乳をずっと飲み続け・・・放射性ヨウ素の内部被ばくによる小児甲状腺がんが
激増。
放射線感受度が高いのは青年期までで、成人、とりわけ40歳以上では放射線による発がんリスクは検出されず・・・
この点からも、守られるべきは子ども、乳幼児、妊婦です。
現在の日本は、食の安全に厳しく安全規制が守られています。甲状腺被ばくのリスクは低いとされます。
どれくらいの量になれば危険なのか、自然環境にはどれくらいの放射性物質があり、通常の放射線の量等・・・
放射線についての正しい知識と正しい情報伝達、正しい判断が大前提ですので・・・
風評被害やパニックを招かないよう・・・的確な正しい情報を伝達されるシステムが重要です。