『地方分権改革』

2008年09月28日 | Weblog
    ◎税源と権限を地方に与えて、地方の負担と知恵で自立的・効率的に公共サービス提供をする『地方分権改革』…

   本来、国しかできない分野と地方が責任を持つ分野を再整理し、同時に税財源を再配分することが望ましいとされます。

   道路などの例でも国道・県道・市道でそれぞれ、整備・管理が異なります。

   地方の自由な意思で一体的な整備や管理を行う事はできません。
   街路樹等の統一性も保てないなども一例です。

   日本は、先進国に比べ地方に多くの仕事を担わせているのに、実質的な決定権は国が握ってきたと指摘もされます。

   国の出先機関などは『国と地方の二重行政を生む機関』とも言われます。

   限りある財源で市民生活の向上を責任を持って行う…
   責任を持つというこ事は、当然…『国が何とかする…』とは言えなくなります…

   11月には地方分権改革推進委員会の第二次勧告もあるようですが、国も地方も、組織の利益に囚われず効率の良い行政の在り方…
   国民の視点に立っての議論・改革が求められます。

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