日本経済の成長戦略 『ニッポンどこでもエコカー』

　　　　　◎同時不況の打開へ期待が高まるのが『エコカー普及支援策』です。

　　　　ドイツでは、景気対策の目玉として、古い車を廃車にして新車を購入した場合に２５００ユーロ（約３３万円）の補助が

　　　　『環境奨励金』として受けられます。

　　　　3月時点で前年同月比の140％の新車登録があったとのことです。

　　　　当初予算枠は60万台分でしたが、申請件数は4月上旬で約120万台。環境奨励金の予算枠も拡大。

　　　　日本でも公明党の推進で４月から「環境対応車」を対象としたエコカー減税が始まっています。

　　　　ハイブリッド車や電気自動車などの次世代型の環境対応車を購入する際、価格に応じて課税される自動車取得税と

　　　　車検時に車の重さに応じて課税される自動車重量税が１００％の免除です。

　　　　（燃料性能が2010年度燃費基準より２５％以上高い車は７５％軽減、燃費性能同年度基準より１５％以上高い車は５０％軽減）

　　　　今回の補正予算の新経済対策に盛り込まれている環境対応車への支援策　『ニッポンどこでもエコカー』では…

　　　　車齢13年を超える車の“エコカー”への買い替えについて普通自動車は２５万円、軽自動車12万５千円が助成されます。

　　　　買い替えをしない場合でも、エコ基準に達成する車を購入した場合、普通車は１０万円、軽自動車は５万円が助成されます。

　　　　約200万円相当のハイブリッドカーの購入で約40万円の助成が受けられる今回の措置…

　　　　環境分野で未来への投資をする経済危機対策…速やかな実行が望まれます。