春が来た

今日も日中はかなり暖かい一日になっている。
私鉄の土手に何日か前に菜の花がひとつだけ
咲いているのを見つけたけれど
今日、同じ場所に目をやるともう
五本、十本という数で菜の花を見つけることができる。
春だなとおもう。
チャップリンがたしかライムライトという映画で
spring(スプリング)と情緒たっぷりに
語る場面があった。
チャップリンほどの役者だと単語ひとつ話すだけで
その単語から広がるイメージの幅が
全然違うなと思った。
そんなことを思っていると
springは春だけでなく、バネという意味もあるし
泉という意味があることにも考えがいたる。
バネと言えば跳躍、
春に跳躍を思い浮かべる人もいるかもしれない。
泉と言えば湧き出すこと。
春もいろいろな生命の活動が湧きだす季節かもしれない。
もちろん冬の間、しっかり力を蓄えているからこそ
春に湧き出すことができるのだろうけれど、、、。
二三日前に新聞を見たら
人工知能と人間で桜の開花の予想が違うと出ていた。
大阪の例で見るとたしか人工知能が三月二十一日
人間の予想が三月二十五日であったかと思う。
最近は桜の開花もだんだん早くなる傾向に
あるとのことなので早めの予想のほうが
当たりそうな気がする。
しかし、予想が早すぎると
期待しとったけれど、まだ咲いとらんがな　という
クレームになりそうな気がする。
遅めに予想しておくと
おお、予想より早く咲いたやん
となるかもしれない。
予想を出すのもいろいろむずかしいなとおもう。