ケンのブログ

日々の雑感や日記

関西電力 日馬富士 稀勢の里

2019年10月01日 | 日記
今日から十月になった。
ちょっとよったお店のカレンダーは旧暦の月の名も
表示されていて神無月と書いてある。
そんな季節になったんだなあと思う。
朝、ラジオをつけると今日から消費税が10パーセントになる
話題でもちきりだった。
パーソナリティは軽減税率など今回の税金の改訂が
いろいろややこしいシステムであることを気にしておられるようだった。
僕も会社で働いていたのでそれはこういうときは
コンピュータのシステムの方をはじめとして
いろいろ大変だろうなと思った。
それなりの混乱を覚悟で買い物に行ったけれど
僕が行った店では今までのところでは
目に見えた混乱はないようだった。

関西電力の上層部の方が金品を受け取っていたという
ニュースでいろんな事実が出てきて
新聞に書いてあるけれど事実が出てくれば
出てくるほどますますわけがわからなくなってしまう。
これが単純な窃盗などの事件だと
あたらしい事実がでてくるとそうやったか
防犯カメラに写ってたか
まあそれは間違いないわな、というような感じで
新たな事実がでてくるとそれだけ
事件の概要が明らかになってくるけれど
こういう偉い人の金品の受領などの
事件は事実が出てくればでてくるほど
ますますわけがわからなくなるというのが
今もそうだし過去にもよく見た風景であるように思える。
ただ新聞に出ている状況証拠的な
記事をいろいろつなげて頭のなかで
乏しい創造力を働かせると
なんだか利権に群がる人の間で
関係ないものにとっては不自然きわまりない
お金の回り方がしているんだなと思ってしまう。
僕はこういうことに関しては
少なくともある程度は諦めモードの気持ちに
なることが多い。
しかし、今回はひとつ間違えば大惨事に繋がりかねない
原子力発電をめぐってこういうことが
起きていることに本当になんとも言えない不安を感じる。
なるべく多くの人の納得がいくような形で
状況が推移することを切に願っている。
関西電力とそこから原発関連の工事を請け負う業者ということに
関連して僕の率直というか本音をぶっちゃけた
素人なりの感想をあえて書くと
あまりにも競争が公正すぎて毎回違う業者が工事を
請け負うというようなことになっても
はじめての業者であれば慣れていないがゆえに
安全性が不安ということもあるだろうし
もう発注側と受注側がずぶずぶの関係になってしまって
どこが工事をするかというのができレースになってしまっても
たががゆるんで安全に問題が出てくるように思う。
ようするにこういうのはもう最後はそれに携わる個々人の
良心とモラルにかかってくるのだと思う。
そのような良心とモラルが保たれる世の中であることを
本当に願っている。


昨日、そして今日と僕のGoogleのニュースフィードには
稀勢の里の引退相撲で稀勢の里のまげにはさみを入れる
元横綱日馬富士の写真が載っている。
土俵上で言葉をかわす稀勢の里、日馬富士両者の表情を
見ていたら、ああ、これはこの土俵の上で勝負した
二人にしかわからないお互いの気持ちが
あるんだろうなと思って涙が出てきた。
稀勢の里改め荒磯親方の今後に期待したいと思う。
稀勢の里には怪我しない力士を育ててほしいという
日馬富士の談話が載っていた。
稀勢の里は日馬富士との相撲で小手に降りながら
土俵下に転落したことが大ケガの引き金になったことを
思い出した。
そういえば豊真将も日馬富士との相撲で
ひざが中に入るような形でカクっとこけて
結局それが引退に繋がってしまった。
あの相撲のときに解説を務めていた
北の富士さんは茫然とした表情で
「豊真将は本当に運がない人ですねえ」と言っていた。
あれは北の富士さんの本当の気持ちだったと思う。
その時の日馬富士の談話は
「僕の相撲は怪我させる相撲じゃない」というものだったと
記憶している。
本当に日馬富士の下から突き上げるような立ち会いの
当たりがバシッと決まったときの破壊力は
想像を絶するものだったけれど
怪我をさせる相撲でなかったことは確かだな
としみじみと思い出す。