ケンのブログ

日々の雑感や日記

十月九日

2019年10月09日 | 日記
朝のラジオで日本航空のパイロットのかたが
飲酒して航空機に乗る事態がかなり頻繁に
あるということを言っていた。
ちょっと考えられないことですよねえ
とパーソナリティもアシスタントも口々に言っていた。
僕も本当にそれはおかしいと思った。
しかし、結局飲酒して乗れば事故が起きるという
恐怖感がリアルにないからそういう事態が起きるとも思った。
飲酒して乗れば怖いという意識があれば
そう簡単にそういった状態で航空機に
乗れるものではない。
そう考えたときにいまの航空機は
自動操縦システムがもう相当発達していることに
思い至った。
きっと自動操縦システムの存在と
これだけ飲酒して航空機にのるケースが増えるのとは
かなり密接に関係しているのだろうなと思った。
本当に航空機の操縦する人の肩に
多くの乗客の命がかかっているということが
忘れ去られてしまっている。
自動操縦にまかせていればほとんどすることはない
という状態に慣れきってしまった
なれの果てなのではなかろうかと想像してしまった。
本当に想像ではあるのだけれど
人工知能の台頭で私たち人間の
意識も以前には考えられなかったような
方向に変わりうるのだなと思う。
そういうことに流されないように
ひとりひとりが気を付けることが大切と思う。

夕方、関西電力の岩根社長と八木会長が辞意を
表明されたと知った。
なんかよかったなと思った。
よくこういう判断を下してくださったと思って
少しじーんと来た。
僕が聞いているラジオのパーソナリティの浜村さんは
このニュースの出始めの頃から
今のところは辞意を表明していません
という表現を繰り返し用いてこられた。
もともと浜村さんはそういう言い回しをする場合が
多いけれど、関西電力のことに関しては
浜村さんの豊富な人生経験から
ひょっとしたら辞任があるかもと思っておられたのかもしれない。
僕も記者会見で、
どこまで演技でとこまで本当かわからないけれど
岩根社長のいじめられて固まってしまったような顔、
(なんか顔に、えらい局面になってもうたわ
という思いがにじみ出ていたように思う)
そして、八木会長の温厚そうな顔を見て
僕も辞任はありうることと一抹の期待を寄せていた。
辞任で終わりになるとは思わないけれど
もし、辞任しなければ
あとあとになって、あんなことがあっても
辞任しなかったという悪い例になりはしないかと
懸念していた。
ひきつづき関西電力がみんなの信頼を
取り戻せるようにと願っている。