ケンのブログ

日々の雑感や日記

秋も深まり

2019年10月06日 | 日記
今日はちょっと涼しくなったなと思う。
暦を見ると明日で二十四節気の秋分は終わりで
明後日から寒露になる。
晩秋から冬になっていく時期だなあと思う。
そう思うとまだまだ暑いけれど。
しかしだんだん涼しく
そして寒くなるのも時間の問題だなと思う。
そろそろ長袖かなと意識するようになった。
寒くなるときは一気に寒くなることもあるので
気をつけなくてはと思う。

自宅近所のM神宮のお茶会に行く。
神宮の参道の楓はちょっと葉がくたびれてきていて
紅葉が近いことを思わせる。
松の針葉が日光を浴びてきれいに輝いていた。
お参りを済ませて待ち合いへ。
待ち合いのお軸には鶉の絵が描かれていた。
漢字が読めなかったけれども
お茶室でご亭主のうずらという説明を聞いて
ああ、あれはうずらと読むんかと思った。
待ち合いでちょっと時間があったので
呉服屋さんが持ってこられた絹の
長襦袢を見ていた。
「これ女物ですよ。そんなにじっと見て
彼女にプレゼントしはるんですか」と呉服屋さんが言った。
「いいえ、彼女もいないしお金もありません」と僕は言った。
「まあ、うまいこと言わはるわ」と呉服屋さんが言った。
「これもシルクですか」と僕は呉服屋さんの
薄手のカーディガンのようなシルエットの
トップスをみて言った。
「いいえこれは綿です」と呉服屋さんは言った。
「この絹と同じ色ですね」と僕は言った。
「色はね」と呉服屋さんは言った。
着物なんてたぶん一生買う機会ないから
こういう時にいろいろ見ておきたいとは思う。
見るだけで買わないお客は
迷惑かもしれないけれど。
呉服屋さんが持ってこられた商品の中には
アシックスの草履というのもあった。
アシックスって和服に合う草履も作っているのかと
思った。
そういえば草履のフォルムが全体に流線型で
ちょっと機能性を感じさせるものになっている。
こういう商品もでてくるんだなと思う。
伝統美と人体工学的なもののコラボかなと思う。
もちろん見ていてそれなりに美しいと思うけれど。

もう来月のお茶会の頃には立冬になるなと思う。