岐阜の実家に帰ってきて車で道路を走っていると制服を着て自転車をこいでいる高校生が結構目についた。
都会に住んでいると高校生の下校時間帯になると駅に急ぐ高校生を見かけることはあるけれど、自転車をこいでいる高校生を見かけることはあまりない。
もしあったとしても都会では駅までの道のりとか比較的短い道のりを走る場合が多い。岐阜の高校生はもう坂道などを本当にかなりパワーを入れて自転車を漕いでいる。
自転車をこぐという動作に対する気合の入れ方が違うなと思う。
思えば僕が高校生のころも鉄道で通学している子もごく一部いたけれど大半の生徒は徒歩か自転車での通学だった。
そして自転車通学の子は自転車で40分くらいの道のりをやってくる子も決して珍しくはなかった。
その状況は今も変わらないんだなと思う。
僕の通学していた高校は体育祭は紅白ではなく、どこの地域から通学してくるかによって西部、中部、東部の3つのチームにわかれて点数を競っていた。
毎年恒例の女子綱引きは、毎年恒例のように東部が勝っていた。
もう東部の子は地力が違うという感じだった。
東部の子は自転車通学でしかも長距離の田舎道を通学してくる子が多かった。
それで東部の子は体力があり綱引きは強いと言われていた。
まあ、それは本当にそのとおりなのだと思う。
都会の高校生の子にはちょっと理解できないような現実が田舎の高校にはあるなと思う。
本当に田舎で自転車通学という子は体力はつくと思う。
みんな頑張ってほしいな。