昨日の新聞に華厳の滝と中禅寺湖一帯が紅葉の季節になったということで、中禅寺湖とそこから流れ落ちる華厳の滝、そして中禅寺湖一帯の紅葉を写したパノラマ写真が掲載されていた。
中禅寺湖といえば栃木県。栃木県って僕のように岐阜県出身の人間から見れば、北関東なのか東北なのかよくわからない。
ただ、大学時代によく話をした栃木県の出身の子はかなりズーズー弁を話していて、そのとき栃木県って東北なのかなと思ったことがある。
だから、もう紅葉なのかとも考えたけれど、中禅寺湖の標高を調べると1269メートルとなっている。
それは北関東だとしても東北南部だとしても、その地方でそれだけの標高があれば紅葉の見頃にもなるだろうと納得した。
それにしても写真で見るだけでも中禅寺湖、華厳の滝を含めた紅葉のシーンは絶景という言葉がまさにふさわしいほど美しい。
小学校の頃、日光を見ぬうちは結構と言うな という言葉を習ったことがある。
まあローマを見て死ね のような感じで、日光ほど美しいものはないという意味なのだろう。
狭義では日光を見ぬうちはの日光は日光東照宮だろうけれど、この中禅寺湖一帯の紅葉の写真を見ると日光を見ぬうちは結構と言うなという言葉における日光とは中禅寺湖なども含めての日光だと解釈したほうがよいように思えてくる。
本当に涼しいというかちょっと冷え込むなと感じることも多くなり秋も深まったと感じる。
月がだんだんふくらんできていて、今日は半月くらいになっている、月齢を調べてみたら6.3となっている。
秋は夜が長く月もまた目につく季節だなと思う。
そんな中、新聞には、アメリカが台湾に武器を売ることを決定したという記事も出ている。
僕が子供の頃はアメリカに追随して田中角栄内閣が日中国交を回復したことがずいぶん話題になりそれとともに台湾は国際社会の中でずいずん干されているという印象があったけれど米中の対立の中でアメリカの台湾への肩入れも強くなったものだなと思う。
それだけ台湾海峡の緊張が高まっているということだと思うけれど。
コロナに加え、国際社会の対立、今までは軍事の話といえば主に核兵器とミサイルだったけれど、いまはそれに加えてサイバー攻撃も随分話題に登るようになった。
本当に何かと不安な世の中だけれど、なんとか無事に乗り切っていけるようにと願っている。