おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

糸満まちま~い『山巓毛(サンティモウ)公園』

2015-12-12 07:27:54 | 旅行
『山巓毛(サンティモウ)公園』は、港町糸満を見渡せる糸満ロータリーの高台にある御願所で糸満の伝統や歴史が詰まっています。糸満まちまーいに行ってきました!


海抜30mの公園の高台には宇宙船の様な展望台があります。ここは糸満ハーレー(海神祭)の鐘打ちする場所になっています。


高台には、昭和天皇の即位を記念して建てられた『御大典記念碑』があり、先の大戦時の砲弾で折れたまま置かれています。糸満海人の気質のようです。


『山巓毛(サンティモウ)公園』の高台からは、真下に糸満ロータリーがよく見えます。今回の訪問時は交差点ではなく、試験的に信号のないロータリーになっていました。


山巓毛(サンティモウ)公園』の素晴らしいのは糸満の町中を360度見渡せる景色です。

まずは糸満港方面、糸満(海神祭)ハーレーはここで鐘打ちと旗振りが行われます。


続いて潮崎方面、糸満市役所があり、憧れの潮崎タウン方面です。


『山巓毛(サンティモウ)公園』の目の前には、沖縄最大の門中墓として知られる『幸地腹・赤比儀腹両門中墓』があります。一族団結の象徴である沖縄県内最大の巨大な門中墓で約5,400平方メートルの敷地に5基の破風墓があり、約5,500人の先祖が祀られています。1684年の創建当時から1868年までは1つの小さな亀甲墓でしたが、近代になって子孫が広がり、1935年に大改修され、屋根の形も亀甲形式から破風形式の家型の墓になったようです。


更に東の内陸側で学校や住宅地になっています。宅地がぎっしりですねぇ。


最後に『山巓毛(サンティモウ)公園』自体ですが、3つの門中墓になっていて中でも三山時代の南山の最後王他魯毎(たるみい)が中山王尚巴志の攻撃により戦いに敗れた場所でお墓となっています。南山王他魯毎(たるみい)は、那覇大綱挽で登場する名将でもありました。


糸満はまだ観光化されておらず、素顔の沖縄に出会えると思います。歴史的な遺産も数多くあり、沖縄フリークには見逃せない街ですねぇ。


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