『烏山川緑道』は世田谷の住宅街を走ります。
そして環七通りを通り抜けると東急世田谷線の「若林駅」に到着します。
世田谷線は、東京都世田谷区の三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ東急電鉄の軌道線で、東京都世田谷区三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ東急電鉄の軌道線が東急世田谷線。全長5.0kmで、都電荒川線(東京さくらトラム)とともに東京都内に残る貴重な軌道線ですが、道路の上を走る併用軌道はなく、全線が専用軌道となっています。
東京の大動脈の一つとして、昼夜を問わずたくさんの車が行き交う環七通り。この環状道路を唯一横切っている踏切が、世田谷線の若林駅前にあります。踏切といっても遮断機がなく、カーンカーンカーンと警報の音が鳴ることも、環七通りを走っている車が手前で一旦停止することもありません。そのかわりに信号機が設置されているのです。一般的な交差点と同じように、人も、車も、そして電車も信号を守って安全に通行。ご存知の方には馴染み深く、初めて見た方にはちょっと不思議に映る光景です。
再び住宅街の中を走っていきます。
そして世田谷の文教地区「国士館中学・高等・大学」を通り抜けて行きます。
国士舘における教育指針の3大要綱「読書」「体験」「反省」と4条目「誠意」「勤労」「見識」「気魄」の訓話を学校法人至徳学園設立時に寄付行為と定めており、大学の理念の根底とはなっている様です。
続いて真新しい校舎の「区立城山小学校」付近です。よく整備された緑道で「せせらぎの水辺」があります。
当時の説明版、緑道の下を流れる「烏山川」はかつて農業用水として利用されていました。昭和40年代に暗渠化(蓋)されてその後緑道を造りました。
こちらが真新しい「せせらぎの水辺」です。ここを流れる水は緑道の下を流れる「烏山川」を使って流しています。
「せせらぎの水辺」は城山小学校の区間だけです。
まだ続く『烏山川緑道』のポタリングです。