谷中へのポタリングの続きです。
上野公園の不忍の池を過ぎて北上すると東京の下町のなかでも特に昭和の面影が色濃く残るエリア「根津」に着きます。
古い木造の家々や古民家を利用した昭和レトロなカフェなどが点在する昔懐かしい街並みの「根津観音通り商店会」がありました。
この辺りの中心地「根津神社」、現在の社殿等7棟は、宝永三年五代将軍徳川綱吉が奉建遷座したもので、国の重要文化財に指定されています。根津神社は、1900年前に日本神話の英雄・ヤマトタケル尊が創建したとされる古社で、東京十社の1つです。
根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が社殿を奉建しています。「桜門」、「本殿」に繋がる「神橋」。
境内にある約2000坪の「つつじ苑」には、100余種3000株のツツジが咲き競います。見頃は4月中旬から下旬、種類が多く早咲きから遅咲きへと花が移り変わり、長い期間様々なツツジを楽しむことができます。
明治維新には、明治天皇御東幸にあたり勅使を遣わされ、国家安泰の御祈願を修められる等、古来御神威高い名社です。立派な「桜門」。
「乙女稲荷」へ向かう「千本鳥居」。
「御社殿」は宝永二年五代将軍綱吉は兄綱重の子綱豊(六代家宣)を養嗣子に定めると、氏神根津神社にその屋敷地を献納、世に天下普請と言われる大造営を行ったとのことです。
江戸時代五代将軍徳川綱吉は世継が定まった際に現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より御遷座した。
翌年(1706)完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。
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