『津嘉山酒造』は1924年ごろ現在の名護市(旧国頭郡名護町)で創業し、沖縄本島北部で初めて泡盛の製造免許を取得した歴史ある酒造所です。1982年より一時休業を余儀なくされていましたが、1991年に醸造を再開し、小規模ながらも手作りにこだわった製法と名護の名水で醸される良酒を復活させました。
酒造所建物は1927〜1929年に建設され沖縄県内の酒造所の中で唯一戦火を免れたもので、現存する赤瓦の木造建造物としては最大級規模といわれていて、2006年登録有形文化財に、2009年に国の重要文化財に指定されました。
現在、巨大な建屋の下で骨組み状態ですが「一旦修復が始まれば建物の骨格など永久に見られない」など見学の問い合わせが多かったことから修復中の工場見学を再開しています。
建物全体を骨組みで囲い、骨組みと屋根瓦を修復しています。
木造の骨組みを地道に修復補強を行っていました。
こちらは製麹の為の温度調整器で現在は別の建屋で行っています。
『津嘉山酒造』独特の蒸留機、もろみに蒸気を吹き込みながら蒸留する方式で爽やかな香りの泡盛になる様です。
蒸留後に泡盛を貯蔵するホーロータンクは現状のものをそのまま使っています。
こちらは別棟にある貯蔵用ステンレスタンク、狭いスペースに美味しい泡盛が並んでいました。
こちらは仕込み用の甕、販売されている『國華3年古酒』の仕込みに使用されています。甕は以前からあったものを使っている様です。
こちらは製品詰め装置です。現在の製品は4種類のみです。
新しい建屋は今年の年末までに完成する予定の様で、名護市は近くにあるオリオンビール工場と合わせて泡盛の『津嘉山酒造』を観光コースにする予定です。『津嘉山酒造』では2005年に発足した津嘉山酒屋保存の会によりコンサートや酒器展、古酒作り講座が開催されるなど、泡盛の伝統文化発信地の一つとして注目を集めており、これからのポテンシャを期待できますねぇ。
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酒造所建物は1927〜1929年に建設され沖縄県内の酒造所の中で唯一戦火を免れたもので、現存する赤瓦の木造建造物としては最大級規模といわれていて、2006年登録有形文化財に、2009年に国の重要文化財に指定されました。
現在、巨大な建屋の下で骨組み状態ですが「一旦修復が始まれば建物の骨格など永久に見られない」など見学の問い合わせが多かったことから修復中の工場見学を再開しています。
建物全体を骨組みで囲い、骨組みと屋根瓦を修復しています。
木造の骨組みを地道に修復補強を行っていました。
こちらは製麹の為の温度調整器で現在は別の建屋で行っています。
『津嘉山酒造』独特の蒸留機、もろみに蒸気を吹き込みながら蒸留する方式で爽やかな香りの泡盛になる様です。
蒸留後に泡盛を貯蔵するホーロータンクは現状のものをそのまま使っています。
こちらは別棟にある貯蔵用ステンレスタンク、狭いスペースに美味しい泡盛が並んでいました。
こちらは仕込み用の甕、販売されている『國華3年古酒』の仕込みに使用されています。甕は以前からあったものを使っている様です。
こちらは製品詰め装置です。現在の製品は4種類のみです。
新しい建屋は今年の年末までに完成する予定の様で、名護市は近くにあるオリオンビール工場と合わせて泡盛の『津嘉山酒造』を観光コースにする予定です。『津嘉山酒造』では2005年に発足した津嘉山酒屋保存の会によりコンサートや酒器展、古酒作り講座が開催されるなど、泡盛の伝統文化発信地の一つとして注目を集めており、これからのポテンシャを期待できますねぇ。
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