小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

ニゲラ

2008-05-13 20:49:17 | 小さな気付き

 

今年も咲きました、「ニゲラ姫」

ちょっと大人っぽく写してみました。

英名「茂みの悪魔デビル・イン・ア・ブッシュ」風?

 

ジャイアンツ愛ならぬ、

 

ジャイアンツ「哀」いらぬ

 

という見出しで、今日の朝日新聞に西村編集委員が記事を書いていました。

 

「人間の感情には喜怒哀楽がある。

これを使って監督は人を動かす。

だけど、哀だけは必要ない。

哀では人は動かなんだよ」

と映画監督の市川崑さんの言葉を引用。

落胆の姿勢をみせない落合監督に「監督」としての資質があると書いています。

段々調子をあげてきたジャイアンツの原監督に「哀」を見せずに戦い抜けるかが、ペナントレースの鍵としめくくっています。

 

原監督が涙目に見えるのは、あれは、「哀」でなくて、元々がそういうウルウルした目なんでしょうかね。

 

文章を書くには、我が文章講座の先生もいつもこういいます。

文中のどこかに「クスリ」「ニヤリ」「シンミリ」の三つの「リ」がせめて、ひとつは欲しい。

と。

 

その先生が地元新聞の夕刊で一月に一回、エッセイ欄を担当しています。

 

近頃のエッセイを今日はご紹介します。

「クスリ」「ニヤリ」としてみください。

 

「大分美人が増えた」

 

気楽な仲間五人で酒を飲んでいる。

八十歳前後のじいさんばかりだ。

「近ごろ、大分に美人が増えたのう」

という話になった。

男はいくつになっても美人に目がない。

昭和三十年代から平成まで、半世紀に及ぶ大分美人談議は深夜まで続いた。

 

近ごろは大分女性のスタイルがよくなった。

お化粧や服装も一段とアカ抜けてきた・・・では五人の意見が一致した。

が、肝心の美人の線引きでは論議百出、結論は次回持ち越しとなった。

 

古来、美人の色分けは難しい。

人の好みも百人百様だ。

世界の美女代表クレオパトラも、一説では

「ゴツゴツした男っぽい顔。

鼻はワシ鼻。

ただし、話術に長け、語学の才能豊かで多くの外国語を自由に操った。

顔が特に美人ではなかったが、総合的な魅力で絶世の美女の座を得た」

とか。

総合的魅力とは伸縮自在、便利な物差しではある。

 

ちょうど孫くらいの若いカップルに、この「大分美人論」を一席ぶったところ、鼻の先で笑われた。

「八十じいさんの審美眼では・・・」

と言いたいのであろう。

ちょっと待て、われわれもムダに年を取ってはいない。

戦前から大分美人の変遷ぶりを見ている。

君らとは年季が違う。

昔を知っているからこそ、今が見える。

 

ま、理屈はとにかく、美人が増えるのはご同慶の至りだ。

大分国体も近い。

豊かな温泉や食材に、もうひとつ、大分美人も加えたいところだ。

 

 

いかがでしたか?

昭和2年生まれの先生です。

この先生をニヤリとさせるのに、日々苦労している私です。

添削された宿題を返されるとき、いつも「ヒヤリ」としています。

 

 

今日の私の小さな幸せ

 

カープが、雨の中、今日は頑張りました。

ルイスが、黒田投手の穴をしっかり埋めてくれています。

栗原選手も4安打です。

待っててね~、タイガースにそのうち行くから~

って笑えないジョークです。

久しぶりに、安心してナイターをみました。

ここまで点を取ると、明日に残していたら?

なんて、せこいことを思ってしまいます。

心配性で、貧乏性のカープファンです。

コメント (12)
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