柴田よしき著
お勝手のあんシリーズ5巻
「あんの夢」
今回の舞台は4巻までと違って深川
あんが働いていた紅屋は台風の被害に遭い、立て直し
その2か月の間、深川の総菜屋に行くことになりました
あんは直ぐに宿屋で出す料理と煮売りの味の違いを理解します
この煮売り屋の女主人が深川女です
きっぷがよくて面倒見がよい!
そこで持ち前の腕を発揮するあんの姿がとても新鮮です
年頃になったあんは嫁に行く気など全くなく
夢は
品川一と言われる紅屋の台所で働きたい!
その時代、女性が夢を語る事なんてなかったんですね
夢を持てと彼女を諭す歳三さん
うん?土方さん?
篤姫も出てきたからね~
血生臭いことに巻き込まれなければいいのですけど
頑張れあん
と誰もが応援したくなります
この物語、出てくる男性陣がとても女性を尊重しているところが
読んでいて心地いいんです
第6巻6月15日発売
う~ん、図書館では秋になるかな・・・
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