小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

絆創膏

2021-05-08 22:04:23 | 小さな気付き

「あら~、足どうしたの?」

「あらあら、ころんじゃったのかな?」

と矢継ぎ早の質問。

 

卓球の練習を終えて、公民館を出ると、

出合い頭に小学校低学年だろうと思われる女の子に出会いました。

スカートから伸び出た膝小僧に大きなリバテープがべったりと貼られていました。

 

みんなの目がそこに集中して、先の質問が彼女を襲ったのでした。

彼女にすれば襲われた気持ちだったことでしょう。

うつむいて、何も言わずに通り過ぎて行きました。

 

みんな自分の孫のように心配して声掛けしたんですけどね・・・。

通り過ぎた女の子を見ながら

「何年生だろうね?」

「2年生くらいかな?」

とか、まだまだジジババ目線の会話は続きました。

 

私たちが幼かったころには、

近所のおじちゃんやおばちゃんが

我が子と同じように

心配してくれたり、喜んでくれたりしてくれたものでした。

だから、聞かれなくても

「今日はこんなことがあったのよ、あんなことがあったのよ」

とぺらぺらとしゃべったものでした。

後で親から、

「もう、いらないことまでしゃべって・・・」

と良く叱られたものでした。

 

行き過ぎて行く大きなランドセルの後ろ姿を見ながら、そんなことを思い出しました。

 

 

ところで、大分ではリバテープっていうのですが、

地域によっては、バンドエイド、カットバン、サビオと呼び方が違うようです。

秘密のケンミンショーのマスターの耳がピクピクと動き出しそうです。

 

大分では今日の感染者数は93人。

大変なことになっています。

昨年の今頃、しっかり引きこもっていた日々を思い出します。

あれくらいしないとおさまらないだろうな~。

怖い怖い。


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