先日、農力アップを注文しにJAに行ったとき、石灰窒素を持ち帰ったのだった。
農力アップは15袋。対して石灰窒素は5袋ですむ。N-BOXで十分運べる。
するとその日の夕方、指導員のY路さんが来て「この前言ったかもしれないけど…」と、撒くときの注意を教えてくれた。
素肌は出さない。手袋をする。マスクをする。鋤き込むときはPTOを一番速く、速度は一番遅く。鋤きの深さは6センチ。
聞いていて、やっちまったかな、と思ったのだった。
でも、今年はコンバインのカッターの具合が悪くて長い藁が田んぼに残っている。他の田んぼの3倍ぐらいの長さの藁。
これちゃんとなくなるのか、と気にもなっていた。
だから初めての石灰窒素を試すことにしたのだった。
1反に1袋。
こんな少ない撒き方は初めて。
とりあえず2つに分ける。
この分けている作業中から石灰窒素はその暴力を発揮し始める。
まず臭い。ディーゼルエンジンの排気ガスをもっと濃くしたような臭い。
粒剤なんだけど、分けている途中で細かい細かい粉塵が舞う。吸い込むな、といっても無理。なるべく息を止めてやったけど、吸い込んでるやろな。不織布のマスクなんて気休め。
風の少ない時間帯にと考えて午前に撒いたのだけど…。
帰ったときには喉の調子が変で、声も変わっていた。
ググると、撒いた直後に飲酒すると急性アルコール中毒になることがあるらしい。
お~。
朝撒いてよかった~。
でも夜にいつもの規定量を(2リットル)呑むと、やっぱり酔いはすごかった。
石灰窒素は体に悪いな。
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