『X-MEN: ダーク・フェニックス』(19)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a62d9f3e1318a295924bd8464fbc2908
『デッドプール2』(18)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/28db33e6025aa8bf8db567508824ee20
【インタビュー】『デッドプール2』ライアン・レイノルズ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7a48f1e18f59de2c1c7b96267248da4a
『LOGAN/ローガン』(17)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a51b32741253414267e18ccc8b38af34
『X-MEN アポカリプス』(16)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8e59fdd9c20ea241016deda2c124d7f7
『ファンタスティック・フォー』(05)(2005.8.17.20世紀FOX試写室)
昔々、『宇宙忍者ゴームズ』と題されたアニメとして放送されていた“アメコミ”の実写版。岩石男=ザ・シングの声は関敬六で“ムッシュムラムラ”という謎の掛け声が当時のわれわれ小学生の間ではやった憶えがある。
今回の実写版では、変体した彼らの悩みや屈折が描かれていた点が現代風か。もっともスーパーマンやハルク、スパイダーマンといった先に映画化されたアメコミの要素をたっぷりと盛り込み、最新CGとアナログ特撮を巧みに合体させるなど、一時のCG垂れ流しから脱皮しつつあると感じさせてくれた。というわけで、なかなかおもしろうございました。
『X-MEN2』(03)
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b9e1df58e92f6c4ec4a91314f0d0ffb9
『デッドプール&ウルヴァリン』(2024.7.23.TOHOシネマズ新宿.ディズニーからの招待)
ウェイド・ウィルソン(デッドプール)はヒーロー活動を引退し、車のセールスマンとして生活していたが、突然TVAに連行され新たな任務を与えられる。自分の住む世界が存亡の危機にあることを知ったウェイドは、不本意ながらも、ローガン(ウルヴァリン)と組んでMCUの歴史を変える任務に着くことを承諾する。
ある森の中で穴を掘るデッドプール。何とこの穴は『ローガン』(17)のラストでウルヴァリンが埋められた墓だった。ところが骨になったウルヴァリンは復活せず、デッドプールはマルチバースにいる無数のウルヴァリンからタッグを組む相手を探すことになるが…。
ライアン・レイノルズ演じるデッドプールとヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンとの本格的なタッグムービー。これまで「デッドプール」シリーズは、20世紀フォックスで製作されてきたが、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるフォックスの買収に伴い、この映画からはディズニー主導の下で製作され、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に組み込まれた。監督はショーン・レビー。
下ネタ&ギャグ&グロ描写のオンパレード、マルチバースを利用しながら「マルチバースはクソ。成功作はない」と皮肉を言うところなどはデッドプールの面目躍如。レイノルズが「親友だ」と語っていたジャックマンとのコンビネーションも面白い。
加えて、「X-MEN」シリーズや「ファンタスティック・フォー」シリーズといった、20世紀FOXが作ってきたマーベル映画へのオマージュも満載。マルチバース故に、異なる映画のキャラクターたち(しかもオリジナル俳優)が登場するのも見ものだ。
ただ、これはある意味究極のファンムービーであり、マーベル映画のファン以外はどこまで楽しめるのかという疑問も残った。