街道歩きは1月27日から休んでました。
3連休の初日、天気も良いので再会したのでございます。
前回は出水市の高尾野まで歩いておりまして、肥薩オレンジ鉄道の高尾野駅から
JR出水駅に出て新幹線で帰宅してました。
今回も新幹線で出水駅まで行って街道を北上、江戸へ向かって歩き始めました。
住宅地をぬけ田んぼの中を街道は通ってました。
稲刈りを待つ田んぼを見ながら歩いていきました。

道の脇にはケイトウが植えられており黄色く色づいた稲穂のアクセントになっていて
楽しい気分で歩けたのでございます。
新幹線の高架と平行して北上でございます。新幹線の通過が見えるのでございます。
新幹線で眺めていた場所を歩いているのでございます。
田んぼのあぜ道の彼岸花の咲いたあとのが残ってまして彼岸花の時期に歩くのもいいなと思った次第でした。
出水平野といわれるところでほぼ平坦な街道でございます。
しばらく行くと街道の標識発見!これを見ると安心します。

江戸へ向かうのでございます。
街道に沿いの薩摩二宮といわれている加紫久利神社がございまして

鳥居に鶴が二羽
お参りしてきました。
鶴と亀の神社?鶴と亀が奉納されてました。
街道は関所に向かうのでございます。
野間の関所

薩摩の三大関所だそうでございます。
碑文の書は尊敬しております元帥の書跡でございます。

薩摩に入るのは厳しかったんですね。どっかで聞いたけどここで龍馬も追い返されたらしい。
さらに歩くと
ここも歴史的な場所なんですね。
街道はアップダウンのある道となり みかんで有名な地区を通ってました。

道ばたに農家の無人販売所がたくさんございまして、
農家の作業場では収穫されたみかんの出荷作業で忙しそうでございます。
みかんは無人販売所で一袋300円で売られておりたくさん入っておりまして
お土産に買おうと思ったのですが、まだ先があるので重くなるので断念。
ローソンではなくて
海が見えてまして

向こうは長島かな?
街道の説明版

出水から歩いてきて現在位置におります。
いよいよ県境に向かうのでございます。
この先が国ざかい(県境)なのでございます。
そして とうとう越境の場所へ到着

昔は橋はなかったそうですが、ここを西郷さんも通ったそうでございます。
ここも「ゆかりの地」でございます。
いよいよ肥後の国へ入ります。
国道3号線を交差しながら北へ向かい昔の街道が残っているのでございます。
水俣市に入りまして
肥薩オレンジ鉄道の袋駅で一休み

ホームの日陰で水を補給。今日は天気が良くて暑い 水を飲んだ先から汗がどんどん出るのです。
ハンドタオルも汗でぐっちょり。
3号線をしばらく歩き 汗がダラダラ出てきてハンドタオルを探すけどない。ポケットにもない。
どこかに落としてしまったか?しかたがないので新しいハンカチで汗ふき。
街道は3号線を離れ山道へ
山道は谷を越えアップダウンが続きまして、道ばたに石碑が草むらにたってました。

たいそう立派な石碑でしたが草に埋もれてました。
街道は山道になりあまり人は通っていない様子でございます。
街道沿いの史跡
街道は山道を通っていたのでございますが、古い道は急峻な下り坂になり
一挙に水俣市街地の平地におりたのです。
お昼を過ぎてたので食事場所を探したんですが どこで食べて良いかわからず
とりあえず賑やかなところへ行って、
町中の中華料理店(3号線沿い)にたどり着いたのでございます。
チャンポンが売れ筋のようで、おすすめのあんかけチャンポンを注文したのでございます。
とろみのついたあんのチャンポンでした。
暑いのに熱いあんがかかったチャンポンを食べたのでございます。
1L程の水を飲みながら食したのでございます。でも美味しかった。
腹が落ち着き水分も十分に補給され街道歩きを再開。
帰宅を考え今日はJR新水俣駅を目標としたのでございます。
街道は新水俣駅を通っているし 次から歩き始めるには都合が良い。
西南戦争時の官軍墓地がございました。
街道の分かりにくいポイントに

これはすごくわかりやすい。
江戸に向けて歩きJR新水俣駅に到着。今日はここまで。
ここから帰宅するには。新幹線で鹿児島中央駅に行くか?
時間はかかるけど
肥薩オレンジ鉄道でJR川内駅まで行き、乗り換えて鹿児島中央駅に行くか?
その前に多目的トイレで汗をかいた服を着替えさっぱりとしました。
結局、まだ時間があるし 少しでも運賃を節約できる肥薩オレンジ鉄道を選択。
一部街道に沿って肥薩オレンジ鉄道が通っており
列車の中から歩いてきた場所を確認出来るとの理由でした。
オレンジ鉄道は袋駅に到着。そこで車窓から見えた物は
途中で一休みした時にここで落としていました。
拾いに行くことも出来ず。見捨てたのでございます。
さよならハンドタオル。これまで有り難う。
とうとう街道歩きは熊本県に入りました。
歩き始めの起点が自宅から遠くなり、往復で7000円を超える運賃です。
次回からは泊まりながら歩くことも考えようと思う次第でございます。