どこかへ行きたい。
4月28日にいちき串木野市を歩こうと思いながら
「薩摩街道 出水筋」の道標を見つけ、
そのまま街道をたどって(といってもずいぶん迷って)JR川内駅まで
歩いてしまいました。
それで またいちき串木野市を歩こうと思い
家内の車を借りて 行ってきました。
車を照島海水浴場の近くに駐車し歩き方はじめ!
天気が良くてちょっと暑いか?
まずは照島神社に寄って
神社のある照島をぐるっと一回りして見て歩き
雄淵
甑島航路発祥の地だそうです。
串木野港へ向かって歩いているうちにお昼になり
何か食べなくては・・・
国民宿舎だったホテルに寄って食べようと思いましたが、
たくさんのお客がお食事中でした。
ので観光パンフレットをもらって、簡単な地図を頼りに
近くの食堂に入って かつ丼を注文
結構お客が多く、人気がある食堂みたいでした。
ちょっと濃い味か?汗をかくのでちょうどいいか?
食事を終えて 歩き始め漁協を過ぎて串木野新港へ ここから甑島へ行く船が出ています。
仕事で甑島に行ったことがありますが、遊びで行ってみたいところです。
五反田川にかかる東海大橋を渡り
パンフレットに載っている「ちかび展示館」が気にかかり そこまで歩くことにしました。
本当は羽島浦を目指していたのですが、「ちかび」が気になりそちらへ歩いたら
山の方にあるらしくしばらく上り坂を上ることになり、行っても行っても
それらしき展示館は見あたらず車も来ない。
不安になりながら とぼとぼと一人歩いていたらマイクロバスが追い越して広場に停車。
そこが 駐車場か?と思い近づいたら到着でした。
マイクロバスからは、ご年配の方々が下りてこられ展示館に入って行きました。
それに続いて、入ったら展示館の方に「一緒に説明を聞いてください」と言われ
そのまま無抵抗のまま団体行動の仲間入り。
ちかび展示館 入場料 無料!
パンフの説明。
「ちかび」とは、地下備蓄の略称で石油を地下に備蓄することです。
日本に三カ所ある地下備蓄基地のうち串木野基地は、日本ではじめて
オイルインされた基地で、貯蔵量は175万キロリットルで日本の
消費量の約3日分に当たります。
展示館は、主な四つのコーナーから成っており、多くの方々に
石油備蓄の必要性、重要性を認識いただき、また水封式地下備蓄の
しくみ、特長、安全性についての理解を深めていただく施設です。
熱心に説明を聞く団体。
タンカーは係留ブイに係留索でつながれ石油をフローティングホースで
送り、海底配管から施設に送るような仕組みに成っているそうです。
その模型
地上施設地区の模型
この模型はサンダーバードの基地のように山の部分が持ち上がり
地下の岩盤タンクの模型が現れます。
岩盤タンクは10本あり、1本が高さ22m、幅18m、長さ555mだそうで
175万klの原油を備蓄出来るそうです。
展示館の全容
パネルや模型が展示されています。
よく見るとこの展示館の屋根は丸くトンネル型です。
それもそのはず、ここは岩盤タンクを掘り進んだトンネルの入り口だそうで
奥はこのようになってました。
奥の機械は3連ホイールジャンボという大型特殊削岩機で
実際に使われていたそうです。
ちかびでお勉強して、また トボトボ上ってきた坂道を下りて
それにしても暑い!車を止めた場所へ帰ります。
帰りはいちき串木野市の町中を突っ切ってほぼ直線で戻りました。
今日の散歩でした。