かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

育った環境について。

2015-09-08 | 気ままなる日々の記録

先週の土曜日、お風呂のケアーさんとのはなしである。以下Cはケアーさん、Oはオソマツ君《僕)である。

C「Oさんの奥さんはキチンとした人だねえ。2階のギャラリーのところをいつも早足で歩いておられるもの。」

O「そうだよ、ものすごく、キチンとしてるよ。女3人姉妹の長女で、小さいとき,それに中3になっても、高3になっても母親から「お姉ちゃんがキチンとしなきゃあ」と何度も云われて育ったんじゃないかと思うんだ。

 それに何かを決めることも好きだねー。毎日○○をするとかね。

 僕はまるで反対で何かを決心することは苦手で、決心しても、それを守ったことはないんです。僕には一つ上の兄がいてね、兄は体も大きく喧嘩も強かったので、僕の玩具を取り上げたり、僕を叩いたりした。そんな時、僕はありったけ大きな声を出して泣いてやったんです。そうすると、おふくろが来て兄を叱るから,ザマアミロと思っていたもんです。僕は悪い性格です。」

C「そんなことはない。誰でもよ。弱い方は泣いて親を呼ぶ。其れより、お兄さんは人を使うのが上手になられたと思いますよ。男の子大勢の兄弟のお兄さんは親分か、ボスになる。一人っ子は子供付き合いが下手でいじめられっ子になりやすいって、いいますよ」

O「そうか!兄は今町工場の経営者で工員さんたちに「親父さん」と呼ばれて、うまくやっているようだけど、それも、僕の性格が悪かったせいかもしれませんねえ」

C「Oさんの性格は悪くないといったじゃないですか」

O「恐れいりました。忝い(かたじけない)ことです」。

全部が全部此処の話の様だとは言い切れないが、育った環境が予想以上に人格形成に大きな影響を及ぼすというのは事実のようです。(T)