作詞野村俊夫、作曲古賀雅夫の「湯の町エレジーです。まず、歌詞を全部書いておこう。
①伊豆の山々月淡く あたりにむせぶ湯の煙
ああ 初恋の 君を訪ねて 今宵また
ギターつま弾く、旅の鳥。
②風の便りに 聞く君は
いで湯の町の 人の妻
ああ 合い見ても 晴れて語れぬ この思い
せめて 届けよ 流し歌
③淡い湯の香も 路地裏も
君住むゆえに なつかしや
ああ わすられぬ夢を抱いて 散る涙
今宵ギターもむせび泣く
最近の僕は殆ど中毒で、食事の時も、自室でのかるいリハビリのときも、この曲をパソコンで流している。((お気に入り登録をしているのですぐに、この曲が流せます))
曲は名曲だと思いますさすが「影を慕いて」の古賀さんです。凄く哀調があって、親しみやすいメロデーだと思います。チョット引っかかるのは③の「君住むゆえに なつかしや」というところです。初恋の人が住んでいる見ず知らずの町に懐かしさを感ずるだろうか。と云う疑問が頭に浮かんで離れません。「変な事を云って誤魔化さないでくれ」と云う感じです。名作詞家星野哲郎さんのように、詩の隅々にまで余韻の残るステキな表現ではありません。そろそろ、お気に入り登録から外そうかと思っています。