夕方、家内に車いすを押してもらって、近くの農道へ散歩に出かけた。そろそろ田植えの準備に入られたようで田んぼで仕事をしておられるお百姓さんが目立ち始めたからだ。僕はお手伝いで農作業はなんでもやったことがある。だから、農作業中のお百姓さんを見るのは大好きである。いつの間にか、仕事ぶりを批評したりしている。
そんなとき、スラリとした半ズボンに半袖のTシャツのオジサンにお会いした。すれちがいのとき、よく見たらなんとお世話になっている医療法人の理事長さんだった。そう、愛車がロールス・ロイス(中古車で1台が3千万円)の。姿勢を正してご挨拶申し上げ、農作業を見せてもらいに来ました。と何となく言い訳じみたことを言っていた。
それに合わせて下さった訳でもないでしょうが、理事長さんが「僕は4キロの速足散歩をしてきたところ。同じコース午前中も歩いていてね。老人性痴呆予防ですよ」話された。僕も家内もバッチリした健康管理に感動して口々に「素敵ですねえ」と言っていた。お別れした後もガッチリした健康管理の感動は残っていて、我が身を振り返り反省頻りです。
理学療法士さんに「楽しいリハビリを考えてくれ」と注文を付け、何かにつけては文句ばかり言っていて、自主的な健康管理は何もしていない。
これからは、時間を決めて蓮池へ行って手摺に捕まっての歩行訓練をしようと思った次第です。(T)
中庭のアジサイ