今年もプラムのシーズンがやってきた。
我が家で初めてプラムと云うものの存在を知ったのはおよそ25年前、オソマツさんが職場の同僚から戴いたのがきっかけである。名前も聞いたことがなく見るのも初めてであった。その当時はまだ市販されていなかったと思う。
食べてみるとその甘酸っぱい味の美味しいこと、すぐに好きになってしまい苗を探して庭に植えた。ソルダム、サンタローザ、大石早生を植えたら25年の間にはいろいろなことが起きた。
ソルダムは周囲の木々に囲まれて成長が悪くなり味も落ちて10年目に切ってしまった。サンタローザは濃厚な味が売りで一番の人気種だったが、20年目くらいから、追熟が難しくなってしまった。初夏の暑すぎる気温と新しい害虫の出現で追熟中に傷んでしまうからである。
三ケ日インターの近くにある果樹センターまで出かけいろいろ訊いたが失敗に終わった。残りの大石早生は育てやすく味もいいがスクスクと育ち直径20センチ程の大木になった。
最近では消毒,剪定,施肥もままならず、大きな実は期待できなくなった。が相変わらず味だけはむかしからのままである。
本日もケアーさんから「いい匂いがしますね、お花のにおいですか」と云われまだ知らない人もいると思って不思議な気がした。(E)
我が家のプラム