ことのほかニュース好きのオソマツ君は、朝起きるとすぐにテレビを付けます。そして朝ご飯を頂いている時もテレビをみています。
商品の広告が好きでないのでNHKばかり見せていただいています。お世話になっている、NHKに身勝手な文句を言っては申し訳ないことですが、最近のNHKのテレビドラマは劣化が著しいと思います。とにかく、口論といいますか口喧嘩といいますかそんな場面が多すぎます。今まで仲の良かった友達同士とか、親子が突然大きな声を出して喧嘩をはじめます。まるで、喧嘩なくしてドラマは書けないかのごとくです。シナリオがオソマツなのかディレクターが力がないの か、その口喧嘩が極端に下品です。朝からそんなドラマ見たくもありません。NHKはどうなっちゃたんでしょうね。
ラジオドラマでしたが「エリ子とともに」なんかチョット風変わりなオジサンが来て女学生のエリ子をからかう会話が面白くてオソマツ君はその放送時間までに夕食を済ませてラジオの前に正座してきいていたものです。あのようなシナリオがもうないのでしょうね、その意味でシナリオライターの貧困が始まっているのでしょう。
数年前マンガ雑誌を見て驚いたものでした。恐竜だか人食いライオンが出てきて人間を食べている絵がいっぱい書いてあって大きな字でギャーとかが、どのますにも踊っていた。あんなマンガを見て育った人たちがシナリオを描いているのでしょう。
サザエさんにあった上品な「おかしさ」を日本はもうなくしてしまったのでしょうか。なさけないことです。NHKのホームドラマはもう見ないことにしました。(T)