鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1650回】 本音を言い合える風土

2015年07月08日 | 住宅コンサルタントとして
最近、精神的に弱い方が増えていると感じます。

人からの噂、評判を気にし、周囲に気を遣いすぎ、
自分の精神がボロボロになってしまうようです。

私自身は精神的にかなり打たれ強い方だと思いますし、
周囲の目を全くと言っていいほど気にしません。
(お客様に気持ち良くなっていただく、という部分はメチャメチャ気にしますが・・・)

これは大阪で生まれ育ったことが大きいなぁ、と思います。

人の心に土足で入ってくる。
相手の話が面白くない時は、「おもろないで!」とストレートに伝える。
会話が面白くないと、友達もできにくいし、クラスにおける地位も上がっていかないので、
必然的に会話力を鍛えようとする。
周囲の人からかなり厳しいことを言われることは当たり前。

いちいち周囲の目を気にしていてもしょうがないと気づかされる環境が大阪にはありました。
なので、自分が幼い頃の同級生を思い浮かべても、
みんなかなり精神的にタフだと思います。

ただ、今の日本は相手に対して本音や厳しいことを言わなかったり、
変に気を遣いすぎなような気がします。

そしてそうしたことが重なって、
社内でも本音をなかなか言い合えないような会社が増えているような気がします。

変に周囲に気を遣いすぎるというか、
そしてまた言われたことを気にする人が多すぎというか、
何か微妙な空気の会社が多いのです。

仕事なのだから、より良い会社、よりお客様に喜んでいただける会社にしていくために、
言いたいことを大人の対応で言える会社が増えていくといいのに、と思っています。

組織が一体化している会社は、そうしたことがやはりできています。

本音でいろんなことを言い合える会社にするためには、
どんなことに日頃から取り組んでいくと良いでしょう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする