鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1671回】 健全経営の重要性

2015年07月29日 | 住宅コンサルタントとして
こうも外部環境が変化すると、ある時期に
これまでの自社のビジネスモデルを変えなくてはいけない時期が来ます。

当然、これまでのやり方を変えるわけですから、
リスクもゼロではありませんし、投資も必要になります。

そのリスクを背負えない状況だと、結果、何も変われない。

そして今の時代の最も大きなリスク、
すなわち「変わらないリスク」を背負うことになるのです。

経営とは、お客様のニーズと外部環境の変化に適応するために変わり続けることです。

変わるためには、変わっている間に耐えられるだけの資本の蓄積が必要なのですが、
このことを分かっていないで企業を経営している経営者がいるのも残念ながら、事実です。

特に不動産系の経営者。

内部留保の重要性を学ばず、
目先の税金を払うのがもったいないので
出た利益を散財するのです。

内部留保を蓄積していくためには、税金を払わなければならないのです。
ということは、毎期、しっかりと利益を出し続けなくてはならないのです。

健全経営を続け、内部留保を蓄積していくことが企業を守ります。
そのためにも、経営をしっかりと学びたいものですね。
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