鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1654回】 挫折を活かす

2015年07月12日 | 住宅コンサルタントとして
「人として味があるなぁ」と感じる方の大半は、
過去にいろんな挫折を味わっていることが多いような気がします。

私はあまりテレビを見ませんが、カンブリア宮殿とアナザースカイ、
それからボクらの時代という番組だけは毎週、DVDで録画しています。

いつ放送されたのか分かりませんが、
女性アーティストでドラマを叩きながら歌うスタイルを確立したシシド・カフカさんが
アナザースカイに出られていました。

存在感がすごい方だなぁ、と以前から感じていたのですが、
シシド・カフカさんは中学校の2年間、アルゼンチンに住んでいた際、
言葉の壁により、人間関係がうまく構築できず、かなりつらい時間を過ごしたそうです。

そんな時、ドラムに出会い、ドラムを真剣に学んだそうです。

数ある楽器の中でドラムを選んだ理由が、バンドでボーカルだったりベース担当の方は
ほぼ100%、テレビに映るのに、ドラム担当の方が映されるケースがかなり少なく、
そこが「かっこいい」」と思われたそうなのですね。
(←個人的にこういう感性の方が好きなんです)

周囲に馴染めない中、ドラムに打ち込んでいくうちに友人もできはじめ、
少しずつ周囲にも馴染んでいったそうです。

そして日本に帰国後、いろんなバンドのドラムとして下積みをしっかりと積まれ、
あの強烈なインパクトを与えたグリコさんのCMに出演されることとなったようです。

生きていく中でうまく周囲に馴染めないこと、うまくいかないことなんてしょっちゅうあります。
しかしながら、そこで苦しい時間を過ごしたことが、
その後の飛躍の源になることも多いような気がします。

私自身も、転職活動の際、2回も面接で落とされ、
しかも面接時にケチョンケチョンに言われて落ち込んだことが、
結局のところ、かなりプラスになっていると感じます。

うまくいかない時に感じる挫折感。
これを活かせるよう、うまく生きる力を自分の子どもにつけてもらいたいと思いました。

挫折を活かす力。
皆さんはお持ちですか?
コメント
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