鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1663回】 素敵な建物をどれだけ見ているか?

2015年07月21日 | 住宅コンサルタントとして
全国的に見て、カッコいい、もしくはかわいい素敵な家を建てることができる
デザインセンスがある会社しか、業績が上がっていないと思います。
(地域の一等地を仕込めるディベロッパーは除く)

しかも、そのカッコいい、もしくはかわいい素敵な家を手の届く価格で提供できる会社が、
劇的に地域で業績を伸ばしていることが、調査をすればするほどわかります。

若い方が家を建てる中心な訳で、
その方たちの嗜好に合った家を提供できる会社の業績が上がるのは、
当然と言えば当然です。

そこが分かっている会社がほとんどだと思うのですが、
そこに適応していこうという会社が少ない訳です。

それは、経営者の感性が男性嗜好で古い会社が多いから、ともいえるでしょう。

自社のデザインセンスを高めるのに、何をすれば良いかということを
分かっている会社は、実は少ないのかもしれません。

答えは簡単で、良いものをどれだけ自分の目で見るか、ということです。
そして自分なりにその良い部分を取り入れ、やってみるということです。

デザインの勉強の第一歩は、自分の目で見て、その映像を自分の頭に焼き付け、
素敵な家をつくる上で必要なルールを自分なりにつくっていくことです。

自分がオシャレだと感じる家の床はどうなっているのか?
壁はどんな感じで仕上がっているか?
どんな色同士の組み合わせが素敵に感じるか?
照明はどんな照明が素敵に見えるのか?
窓枠や巾木、階段の納めはどういうのが素敵なのか?

などなど。

自社のセンスを高めるために、どれだけ素敵なものを普段から直接見ているかが重要です。

当たり前のことですが、これができていない会社、営業マン、設計士が非常に多いのです。

皆さんの会社は、こうした当たり前のことができていますか?
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