鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2664回】 リフォームの新業態

2018年04月16日 | 住宅コンサルタントとして
弊社は新築だけでなく、建築資材メーカー、建築資材卸、
そしてリフォームのコンサルティングもこなっております。

リフォーム業界と言えば、もともとはメニュー型チラシを作成し、地域に配布する
チラシ反響型スタイルが主流でした。

そしてメーカーさんのショールームを借りたイベント型、
更には自社でショールームをつくり、そこでの来店型にwebを加えた形となったり、
塗装専門、水まわり専門などの専門店化もみられるようになりました。

更には不動産(中古物件)と連動したパターンもあります。

ただ、個人的に思うのは、これらのビジネスモデルが今の時代の消費者のニーズに
だんだんと合わなくなってきているのではないか、ということ。

更にリフォームは単価が低いこともあり、
広告宣伝費を極力まで落とさなければ収益は出ない、
という現実問題もあります。

元来、集客力のあるホームセンターや家電量販店が力をますます入れてきている中、
単に単品のリフォーム展開をリフォーム会社がやってしまうと
思いっきりかぶってしまうような気がするのです。

しかもこれからリフォームの中心となる顧客は、
若い頃にバブルを経験した、目の肥えている世代。

今のリフォーム業界のマーケティングや家電量販店やホームセンターは、
彼らのニーズを満たさないのではないか、と個人的に思っています。

という訳で、リフォームの新しい業態をクライアント様と開発しました。

現状のリフォーム会社、家電量販店やホームセンターとはかぶらず、
しかも広告宣伝費も劇的に低く抑えられる業態です。

クライアント様と集客数や成約率、成約単価などのデータを取り、
効果が出れば(というか、効果が出るはずなのですが・・・)、
今年の秋に視察ツアーを企画いたします。

これもクライアント様、勉強会のメンバー限定で行いますので、
また日程が決定次第、告知をさせていただきますね。
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