昨日のブログでも書きましたが、
私自身、決断力はかなりある方だと思います。
なぜ迷わないか?
それは、決断した時点で
正解か不正解かが決まる訳ではない、
ということを分かっているからです。
決断した後、その自分が下したことが
後から振り返って正解であった、と思えるように
決断後に行動しておくことが重要だということを
割と若いうちに気づくことができました。
メーカーの営業マンからコンサルに転職した時も、
コンサル会社から起業独立した際も、
その決断そのものを正解となるか、
それとも失敗となるかは、
転職後の自分次第である、と理解できていたのです。
常に正解があるテストの対策中心の
日本の教育システムに慣れてしまっている日本人は、
正解があると本能的に思ってしまう方が多いと思います。
ところが実際の社会では、
ビジネスのシーンでは正解が見えない状態で
決断しなくてはならないことが多々、あります。
またプライベートでも、
子どもをどの塾に入れるべきか?
問題を起こした子どもをどう注意すべきか?
日頃からの教育はどのような方針でいくべきか?
など、正解がない中で親としてふるまわなければなりません。
そんな時、決断前に正解など決まっていない。
決断後の行動で、
自身の判断を正解にする行動力こそが大切である、
ということを理解していれば、
悩む時間という無駄を最小にできるでしょう。